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【目印を見つけるノート】1652. 薔薇をくぐった先には宮部みゆきさん

きのうは半分以上眠りながら書いていました。後で見たら謎の文字のオンパレード😓直せるものは直しましたが、ご笑納ください。

オーロラ、日本でも見えたのですか👀‼️

かっこいいな♥️

今日もまた、
港の見える丘公園で文学漬けになってきました。地名が妙に具体的ですね。

ただし119段プラスアルファの階段の上

その前にバラを見ました。
いくつか置いておきますが、昨年来た時期より早かったせいなのかな。バラも夏の暑さが相当堪えたのだろうと感じました。
うちのバラと一緒です😢
蝶や蜂はとても多くて、タフだなあと感心していました。アゲハが多かったですね。

アゲハのランデヴー♥️
ラ・シエル・ブルー(愛の讃歌の出だし)
プリンセス・オブ・スウェーデン
ジュビリー・セレブレーション
ラ・ローズ・デュ・モリナール(フランス語多いな)

まず、大佛次郎記念館に行きます。
どうしようかなと思っていたのですが、企画展が『鞍馬天狗』でしたのでついスッと入ってしまいました。実は鞍馬天狗はリアルタイムではありませんので、昔の時代劇(チャンバラ)だと思ってノータッチだったのです。しかし、目から鱗がぽろぽろ落ちるばかりでした。そもそも、幕末期のお話であることすら知りませんでした😖
映画のポスターでピストルを持っていたのにもびっくりしましたが、幕末以降ならばうなずきますし、なかなか複雑なストーリーだと思いました。それに当時、老若男女問わず本当に愛された作品だったのだと改めて思いました。
そして、常設展のところにエミール・ゾラが『われ弾劾す』とドレフュス事件に抗議した『オーロール』紙が展示されているのに目を奪われていました(大佛さんの著作に『ドレフュス事件』があります)。1面全部使っている紙面は想像以上の迫力でした。

大満足。

チケット(部分)

それから、神奈川近代文学館に向かいます。今は安部公房展がやっていますが、また今度ということで。

40周年おめでとうございます

今日は、『神奈川近代文学館開館40周年企画 文学、どこへゆくのか第Ⅲ期 作家が受け継ぐもの』という鼎談(座談)を観覧しました。今日はまさにその40周年、開館日だそうで、おめでとうございます。

今回の登場は作家の宮部みゆきさん、聞き手・ナビゲーターが文芸評論家の湯川豊さんと尾崎真理子さんです。

お話では宮部さんが影響を受けた作家(永井路子さん、松本清張さん、藤沢周平さん、スティーヴン・キングさん、ローレンス・ブロックさん、シャーリイ・ジャクスンさん)と作品のこと、それはそれは熱く語られました。そして宮部さんの著作、特に『火車』と『小暮写眞館』について聞き手のかたから言及があり、答えられていました。

いやいやいや、そんなサックリまとめるのに罪悪感を覚えるほど、情報量がパンパンのお話でした。メモをこんなに必死に取ったのは久しぶりです。汚いメモできちんと録れてはいませんが、この調子で9ページ使いました。速記を習おうかなあ🤔

誤字だらけなので読まないでください😖

お話の最後に、イベントのタイトルでもある今後の文学のゆくえについて語られました。その中でミステリーから時代小説に軸を移したことについて、「今は『模倣犯』の頃とは違う。現代のしんどい事件を書くのはつらくなってきた。その分(ミステリーを)遠慮なく読めるので幸せ」とおっしゃっていました。
最近話題になっている小説のAI利用については、「やったことがない」としながらも、「意地の悪いしゅうとめのように見てやろうかな」と客席の笑いを誘います。
これまでの小説というのは楽しいものが出てきたら、シュリンク(縮小)していくだろうけれど、ある程度までいってとどまるのではないかというようにおっしゃっていました。

今後書きたいもののお話も最後の最後にされていましたが、あえてここに出しません。記事全体もざっくりしましたが、それぐらいは、じかに伺えた喜びとともにしまっておきたいです。

個人的に印象的だったのは、
「話が降りてくる」という言葉でした。
いくつかの作品で、「話が降りてきて、ただそれを間違いのないように書いていく」作業だったとおっしゃっていました。こうしようとか、ああしようということではない。
『降りてくる』はあるだろうと思いますが、ただただ凄いことだと思いました。真にストーリーテラーだと感嘆しました。

とても刺激を受けましたし、
影響を受けちゃいそうです。
素敵な機会をいただき、ありがとうございました。

さて、今日の曲です。
Neil Young『After The Gold Rush』

今夜はこの曲の気分です。理由は……熱狂と
その後というテーマが今日の自分の気分です。バラはそうですが、栄枯盛衰というのはどんな短いスパンでも、小さな小さなことでもあるのだと感じました。
あるいは、今流行っていて誰もが常識だと思っていることが、数年後にはそうでなくなっているというようなことです。自分などはすぐについていけなくなるかとも思うのですが、それがすべてではないとも思います。今はゴールドラッシュで西へ走る人々や事象を、静かに観察していたいと思います。

あ、まだ書き物が……お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 今月はなぜか偶然厳島神社に出くわすことが続きます。

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