【目印を見つけるノート】703. アクセサリー作りは表現でもあります
Peaceをキーワードにしてアクセサリーを久々に作っているところですが、先にここに出したものはパッケージ方法などに再考が必要だと思ったので、寝かせています。その間にストックを増やすのもいいかなと思って。
週末の製作分です。
白の本革の紐を使った鳩とハートモチーフのネックレス。某クラフトショップでいい塩梅の革紐を見つけたのでここぞとばかり使いました。留め具の寸法が合わなかった😨
プラパールのチェーンに淡水パールを一粒。上品で華奢なイメージです。
今は製作物を公開し、販売する環境が多く整っています。WebでもCreema、minne、Baseなど個人のショップを割合容易に立ち上げられますし、クラフトのフェアやショップの実店舗も増えました。また、町中でも店のスペースを借りて製作物を販売することもできます。
私がしているのは町中のお店のスペースですが、売り上げはよくて場所代とトントンぐらいですね。それもなかなか楽しいです。
自分の場合ですが、儲けがない趣味だからできることですし、間を空けても続けられるのだと思います。
これを仕事にしようと思ったらたいへんです。常に品質を保たなければいけませんし、技術も向上させて新しいものを取り入れていかなければなりません。また、販売に関わる受付や発送、ショップごとの売上管理とか場合によっては営業もするでしょう。オリジナルのパッケージを付けるとか、メンテナンス体制も整えなければなりません。何より、収益を出すのであれば、税金のことも考えなければいけません。法人化するか個人事業主になるかとか、そのようなことも考えなければいけません。
私は大人になる前、たまに親の工場を手伝っていたことがありますが、一人で製造も経理も労務も全部マネジメントするのはとてもたいへんだと思いました。税金の季節は特に。行く暇がないというので税務署に支払いに行ったことがありますが、「こんなに払うのか」と思いました。
その苦労を見ているので、仕事として経理をするなどのことならばやろうと思いますが、自分の事業として一人ですることはないだろうと思います。
趣味だと割り切るのはそのようなことによります。
収益のない趣味だからこその自由というのもあります。
今回のようにテーマで作ろうと思ったらパッと取りかかれる。納期もない。企画会議もない。人のしがらみもない。究極、売れなかったら自分で使えばいいと開き直れる😅
一方で、
これも表現のひとつなのです。
からだの裡から表現したいと思えば、絵を描いてもいいし、歌を歌ってもいい、アクセサリーを作ってもいい……ということ。書くのは私にとって趣味ではないですが、書いてもいいと思います。
今の時期に何を表現したいかといえば、ただただ『Peace』なのでこうなりました。
そうだ。確定申告の時期の只中ですね。私は今年はしないのですが、終わった方はおつかれさまでした。
作業にかかっている皆さま、がんばってください。
あ、でも私も源泉徴収票がいるんだった😱
今日の1曲はよく引っ張ってくるこちらです。
Elvis Costello and The Attractions
『[What's So Funny 'bout] Peace, Love & Understanding?』
この曲はリピートします。
コステロさん、ちょびっと好きですし、
スタンスに共感しているかもしれません。
大げさではなく、声高ではなく、
しゃちこばってでもなく、
取って付けたようにでもなく、
人に同意を求めるようなこともない。
普通に、
日常に、
絶え間なく続くように、
肩肘張ることもなく、
「愛」とか「平和」って言葉を使えたらいいなと思います。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽