見出し画像

【目印を見つけるノート】1699. この世界の意味を教えて

今日は気分も一新?して(そうそう一新はできませんが)、オープンカレッジに行きました。國學院大學の漢文古典講座の4回目です。この講座は5回なので、次は最終回になりますね。早いものです。

今日はインターネット(Webを含む)で漢文古典に触れる方法というテーマでした。講師は篠原泰彦先生です。
学生の方はレポートや論文執筆のさい資料にあたります。インターネットの活用は今や必須の技術となっていますので、リテラシーも併せて授業をされているそうです。

私は歴史の小説を書いていますので、本や資料を実地で探すのはよくしていますが、インターネットは主に概要を把握したり、地域の自治体や郷土史のサイトを参考に見ています。役割分担ですね。
ですが、もっと使いようがあるのだと今回の講座で知りました。その最たるものがデジタルアーカイブです。現在、個人的に一次史料(もしくはそれに相当するもの)を見たいときは、国会図書館のものを見ています。けれど、公開されているデジタルアーカイブはもっともっとたくさんあると知りました。書籍・文書だけでなく美術品も含めた文化遺産全般です👀‼️
国立公文書館や東京都立図書館、国立歴史民俗博物館、人文学オープンデータ共同利用センター、国書データベースなどが例として挙げられましたが、私、ちっとも知らなかったんですね。先生はそれらで閲覧する方法を実演され、また、日常使っているウィキペディアやコトバンクなどの活用法についてもコツとリテラシー上の注意点を教えてくださいました。
目から鱗がポロポロ落ちました。

研究する上で有益な情報ばかりだと思います。そして研究目的以外も。
何か知りたいと思ったとき、検索すればいくつも解答?がヒットしますがそれが間違いなく自分が依るべき情報かは分かりません。恣意や誤謬がないとはいいきれない。そういう話題もよく聞きますし、現にそれらしい情報も多いですね。AIが絶対かというと、そうでもない場合があります(役立ちますけれど)。

小説を書くのに資料を必要としない方もいるでしょうが(何もかもすべて架空ならば)、私には必須です。ですので日本のものの場合、優先順位は、第一次史料の原文(読めないこと多々😥)、原文に注釈、原文と訳に注釈、訳に注釈、それもない場合は解説書や概説書になります。研究ではないので一字一句を追うことはしませんが、その基本はたぶんずっとキープするのだろうと思います。

今日は終わったあと、ぽかぽかランチです。
ちびおにぎりは持っていきました。

それから大学の図書館に行きました。
3回目にして初めて、書架をざっと眺めて1冊コピーをとりました。入館カードも通せなかったし、蔵書検索もつまづきまくっていたのですから、本当にお恥ずかしい。

書架を見ていて思いました。
「この図書館に住みつけば、書こうと思う小説の日本分は書けそうだ」
えーと、外国分については必要な資料の全貌が自分にも把握できないので分からないということです。
住みつくのはもちろん無理ですけれど😅
本当に図書館を見て、初めてそう思いました。

さて、ここからぴゅーっと世田谷区に移動しますが今日は時間切れ。ダブルヘッダーだとそうなりがちですね。
また明日書きます。

それでは、今日の曲です。
The Pretenders『Show me』

数日前にクリッシー・ハインドさん(Vo.&G)のインタビューをインスタグラムで見かけました。どんな音楽に影響を受けたかというような内容でしたけれど、英語でしたのでポンと抜けてしまいました🙏💦💦
メロディアスに歌っているクリッシーさん、くるまれるような温もりを感じます。

「その言葉の意味を教えて」を私はずっと、
「この世界の意味を教えて」と間違えていました。word とworldですね。いかに耳だけでしか覚えていなかったかと赤面しますが、壮大な間違いです。

ただ、究極の問いですね。
この質問を検索したら、どう出てくるのでしょう。あるいはAIは?
(こわいのでしない)

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

#エッセイ
#ブログ
#11月
#オープンカレッジ
#漢文古典
#講座
#受講
#國學院大學
#情報
#資料
#ネット
#WEB
#音楽
#ThePretenders
#ShowMe
#毎日note
#noteの書き方
#とことこ受講録
#図書館に住みつきたい

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集