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【目印を見つけるノート】725. 卵のところに立ち返って

朝からいろいろ情報と資料に触れていましたが、6時半からだとあまりできませんね。ねぼすけ。

きのうは公言した通り、文字通り一筆書きました😅 あとは資料を見て考えていました。宮城県庁の担当課のかたに心よりお礼申し上げます。
もしかしたら、考えている時間がいちばん長いのかもしれません。端から見ればぼけーっとしているだけですけれど。

今日はぽつぽつ書いています。
何かとても楽しいです。
こちらのこと、放っちゃってました😅
明日の『オデュッセイア』まで忘れないようにしないと。

(きのうかな🤔撮ったしだれ桜です)

書いていて「楽しい😆」と思うことはありますか。
もちろん、書くものによっては楽しくないこともあるでしょう。私も楽しくないことはあります。
でも、楽しく書くのは楽しいです。



話題を変えます。

チェルノブイリ周辺の森が火事になっているというニュースを見ました。
共同通信のニュース。

このようなとき、誰が火を消すのでしょう。ウクライナの消防の皆さんがなされるしかない。通常の体制が取れません。近くに原子力発電所がありますので、心配もあります。
国際消火隊のようなものは組めないものかと思いました。

火はごくごく小さなうちならば、こどもの一息でも消えます。
あるいは雨のひとしずくでも消えます。
ただ、燃え広がってしまったら、どんなにたくさんの人が集まって力を尽くしてもすぐに消すことは困難です。

人のいさかいもそうではないでしょうか。
ちょっと心を開けば、ちょっと謝れば、ちょっと修正すれば、ちょっとバイアスを外せば、ちょっと譲れば、ちょっと相手の心情を汲めば、いさかいにならないことはたくさんあると思います。
そしてそれをしなかったばかりに、大火事になる。

戦争はその最たる例でしょう。
戦争という大火事は、ちょっとやそっとでは消えません。終わってもそこから立ち直るには長い時間がかかります。
燃えてしまった森が元通りになるのに何十年もかかるように。

トルストイさんがそのようなお話を書いています。

ご近所どうしで、めんどりの卵云々の行き違いから始まって、とんでもないいさかいになります。事態はとんでもなくエスカレートする一方で、もう修復不可能なところまで行きますが、その火を消したのは……。

このお話は今いちばん読まれるべきではないかと思うのです。ニュースを見るにつけ思わずにいられません。
今トルストイさんが生きていたら、どれほど嘆くことでしょう。

今日の1曲はこちらです。
Paul MaCartney and Wings『Rockestra Theme』

私が初めてテレビで見たチャリティライブは『カンボジア難民救済コンサート』でした。
1967年から1975年まで続いたカンボジア内戦では多くの人が虐殺され、膨大な難民を生みました。その救済を目的に1979年に開かれたライブです。呼びかけたのはポール・マッカートニーさんです。そのテーマ曲がこちらですが、見れば見るほどすごいメンバーです。
おそらく放送は少し後だったと思いますが、当時はもう幼くて、この曲とザ・クラッシュしか覚えていないのです。ロッケストラはわかるのですが、ザ・クラッシュだけなぜ覚えているのでしょうね😅

この曲が入っているのは『Back To The Egg』というアルバムで、トルストイさんのめんどりの卵で思い出したのでした。

連想ですが、あながち的外れでもないと思います。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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