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【目印を見つけるノート】805. お話ができたら読みたい本(25)

バラのうどんこ病がまた出ているので、酢を薄めたものをスプレーして様子を見ています。若い葉がやられてしまうのです🙍
夏には落ち着くことを祈って。

レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムさんのことをなぜかよく書いていますが、すごいというニュースがまたひとつ。

ブートレグ(ライブの海賊盤)を完コピとは……曲ではないときに「タタン」とか入れるのまで、やっていらっしゃる。私はあの、「タタン」が意外に好きです。
いずれにしても、蛇の道は蛇といいますか、奥深いといいますか、この方はプロのジャズドラマーだそうですが、ローリングストーン誌にインタビューされていたようで、ロックでも有名になりますね。
大阪のライブというのも、いい。
初めて聴きました。

芥川賞の候補が皆さま女性だそうですね。

英仏独の首相さま、さらなるご尽力を期待しています。

コンクリートから咲く花

さて、本の企画も今日を含めてあと4回です。
私のカヴァー率が極端に低いジャンルがありました、ありました。
恋愛(小説)のジャンルです。
本棚のシェイクスピア全集の一部にも『ロミオとジュリエット』はありません。『アベラールとエロイーズ』もないですし、ああ、ジッドとかラディゲとかブルトンは読みましたか🤔 フランス限定かな。
えいっと飛んでモテ女子の指南書的なものも……ないですね。

どうにも、小説ですと病気や世を去る設定が多かったりしますし、障害がいくつもあったりします。そのようなドラマティックな要素がないと駄目なのでしょうか、恋愛。あとは、シンデレラのように、めでたしめでたしか、人魚姫のような献身。石段ですっころんで入れ替わってしまうというのはいいのですが、私が尾道の石段ですっころんでも、ケガをするだけでしょう😅

そのような私が読んでみようかと思う1冊を。

『錦繍』(宮本輝 新潮文庫)

往復書簡で綴るお話ですね。
二人とも生きているから書簡が成り立つわけです。どんなことが語られているのか興味があります。読んでいないのであらすじは書けませんが、手紙のこちらと相手分の距離があるのは分かります。
読んでいない『アベラールとエロイーズ』は引き離されてしまった男女のリアルな往復書簡ですね。永井路子さんの本で概略は知っています。
こちらはそれだけではなさそうです。
宮本輝さんのご著書は確か、『泥の河』と『優駿』を読んだかと思いますが、人が生きていく力とその関わりというのでしょうか、そのようなものを感じました。『優駿』はオラシオン(馬)も含まれますが。ですので、こちらにもそれがあるのかなと思うのが、選んだ理由です。
離れたとしても、「ともに生きる」愛がいいなと思います。

さて、私はたまに手紙を書きます。
メールでもいいのですけれど、長くていやがられますね。
ユーゴーの「?」→「!」という往復伝達文がありますが、メッセージではその手をよく使います。それで十分なときもあります。
手紙を書くときは、具体的だったり抽象的だったりしますが、特に相手が返事をくれることを期待してはいません。相手に「くれ」と強要はできません。
どちらかというと、先生に課題の作文を出す感覚に似ているかもしれません。

素敵なレターセットもたくさん売っていますし、上書きできないのでおそるおそる考えながら書く感じ、いいですよ😊

いずれにしても、恋愛ものはリアルで十分かな、ということにしておきましょう😜

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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