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【目印を見つけるノート】50. 真珠の耳飾りの艶めかしさ
きのうは救急車の音が4回聞こえました。
きのうは投稿サイトにあげている小説の第8章が一区切りできたので、燃え尽きています。空白改行抜きで1,158,136字ということでした。次の章に入るまで少し暇をいただこうかと思っています。
きのうはとある方の超短編私小説を拝見して、励みにさせていただきました。
びっくりしました。おもしろかったです。
ありがとうございます。
双子座の新月をゆるりと迎えられました。
⚫文字数から思うこと
文字数は目安として考えています。
きのう更新したお話を例にしますと、スタートしてから978日で、単純に日割すれば1,184字になります。他のものも書いているのでこのお話だけのことになりますが、1日1,000字強書き続ければこれぐらいの量になるということですね。
単純に文字数を重ねるというのがいいというのではありません。
一生で書ける量は計算できるということです。私などは書くのが遅いので、なおさら限られます。それならば、できるだけ書こうと思っているものに手をつけていきたいです。
それは他のことにもあてはまります。
一生の時間が何年で何日で何時間かと考えて、自分の残り時間を知るとけっこう焦ります。10代の方は気にならないかもしれませんが、計算すると「思っているより短いんだ」と思われる場合があるかもしれません。
6月にはアルファポリスの『歴史・時代小説大賞』がありますので、登録しているコンテンツをいくつか登場させようと思っています。いくつかはまだ決めていません。
自己紹介のコーナーに一覧を出していますので、よろしければ。
私にとって6月は1年のまとめのような応募の月です。
⚫映画の話と、お籠りクラフトとばらとラベンダー
きょうはイヤリングを3セット。
1つぶずつしかなかったアベンチュリンとロシアンアマゾナイトをアシンメトリーのイヤリングにしました。翠(みどり)といえるロシアンアマゾナイトの方はけっこう大人っぽい雰囲気になりますね。アベンチュリンの方はもう一手間かけてもいいのかなという感じです。
こちらはガラスパールとシンプルキラキラアクリルビーズの組み合わせです。
イヤリングで多く作っていますが、ピアスにできるものも多いです。ただ、自分のピアスの穴がふさがっているのと、ピアスパーツがないのと、衛生上のことからイヤリングにしています。
イヤリングパーツももう、すっからかんです。いくつ作ったのかもうよく分かりません。
真珠のピアス、というと松任谷由実さんの曲を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、私は何と言っても映画『真珠の耳飾りの少女』が強烈です。
・Yahoo映画
https://movies.yahoo.co.jp/movie/319294/
ヨハネス・フェルメールの有名な絵にまつわるお話なのですが、フェルメール役のコリン・ファースと少女役のスカーレット・ヨハンソン(少女を脱していますが)がはまり役です。当時の時代考証もきちんとされているのに加えて、色や陰影がとてもきれい。
(以下、ネタバレ的なところがあるかもしれません。ご注意ください)
少女は絵のために、画家によって耳にピアスの穴を開けられるのですが、そのシーンが強烈でした。
針が刺される。
痛みに歪む彼女の表情、
つーっとこぼれる涙、
滲み出る血、
それらがドキッとするほど艶かしい。
その行為が画家にすべてをゆるす覚悟の表れであるように思えます。
その後ふたりは関係を持つのですが、そのことはあまり艶っぽく感じませんでした。
谷崎潤一郎の『刺青』に通じるエロティシズムだと思いました。
痛みだけがエロティシズムではないですし、痛いのは歯だけで十分だと今は思います(笑)。
お話自体は仄めかしが多かったりして、パキッとした結末がお好きな方にはおもしろくないかもしれませんが、あのシーンだけでも私には十分価値のある映画でした。
ということで、「真珠の耳飾り」というと艶めかしさをほのかに感じてしまうのでした。
ピアスの穴を開け直そうかと思って3年ぐらい経ちます。やらないかもしれません。
ばらとラベンダーは安定です。
ラベンダーはもう少し摘まなければならないかもしれません。
それではまた、ごひいきに。
おがたさわ
(尾方佐羽)