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【目印を見つけるノート】618. 歳を経た建物について思う

618日目です。
うれしい🥰

きのう、Charさんの45周年記念ライブで日本武道館に行ってきたのですが、その前に用事もあって、Charさんの地元である、品川区を散策してきたのです。硬い靴を履いてしまったので完全にミスチョイスでしたが😅歩いた歩いた。道にも迷いました😱
でも、今日はその散策についてはさっくりと行きます。
戸越銀座!

このキャラクターの脇にあったラーメン屋さんに入りたかったなあ。井田商店さん、時間がなくて並べなかったのですが、今度ぜひ。



舞台は千代田区に移ります。九段下。

武道館エリアに入るときに、門を通ることは行った方ならご存じかと思いますが、こちらは田安門です(1636年ぐらいの創建らしい、島原の乱も関係あるのかな🤔)。そして通った奥には櫓門(やぐらもん)があります。

江戸城という完全型が今はありませんので、「当時はどうだったのかな」と想像が飛びます。
私の場合は、「来年福山城の御門を通るぞう」と誓ったりもするので、想像はまた飛びます。そうですね。福山城を思い出したかも。
福山城です。似ていますね。


北の丸一帯(あ、北の丸なんだ)の銀杏は本当に黄金色で素晴らしかったです。

以前よく行った九段会館(1934年築)はどうなっただろうと思って脇道にそれてみました。クラシックな感じの建築が好きだったのですが、東日本大震災で破損して閉鎖されたのです。
憂歌団をここで見たなあ☺️

工事中でした。

えっと思って工事現場の警備の方に聞きました。すぐ聞いちゃうのですね。われながら何というか……。
「九段会館、壊しちゃうんですか」
「壊しませんよ。この外観は残ります」
 聞くと、外観は残してその奥に高層ビルを建てているのだそうです。歌舞伎座もそうしていたなあ。見上げると高層ビルはもうほとんどできています。来年開業予定とのこと。
ちょっと安心しました。

歌舞伎座(ひとつ前のは1950年築)も、東京銀行会館(1916年築)もですが、クラシックな外観を生かして新築ビルと合わせる形は『ファサード保存』というようです。もちろん、まるまる残るのがベストですが、老朽化で解体されるよりはいいのかと思います。
こちらは前のかな、歌舞伎座です。

脇にそれますが、同様に気になるのが日比谷公会堂です。
こちらもゴシック様式をいかしたクラシックな建物です。個人的に日比谷野音に行くとき、あの時計を見ると安心するのです。セットですね。

そして、今は改修工事中。

日比谷公会堂の概要について
https://www.sanko-e.co.jp/read/memory/hibiya-kokaido/

日比谷公会堂の改修は難航しているようです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/105972

さて、
九段会館の工事のご担当者さま、お仕事中お答えくださってありがとうございますm(_ _)m

東京ですと、私の知っている範囲では東京都庭園美術館(1933年築、旧浅香宮邸)、目黒雅叙園(1931~)にうっとりします。

建物の美というものにそれほど自分は敏感ではないのですが、やはり背筋がスッとするような空気があるのです。それは、現代の高層ビルではちょっと味わえないものだと思います。

東京でなくともそのような建物はたくさんありますが、
ちょっとだけ、歳月を経たものをゆったりと楽しむ時間を持てたら素敵だと思うのです。

ありゃ、建物でずいぶん使ってしまいました。続きはまた明日。

素敵な時間に感謝しつつ。
CHAR『Shinin' You, Shinin' Day』

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

P.S YES.

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