実績ばかりを問う発注方式でいいの!?〜変化をおこす人がいなければ地域は変化しないという単純な話〜
わが町岩手県紫波町は、20年前に岩手県で初の法定PFI事業を構築し、それから法定PFIは3件実施しています。また、水道事業においても民間との協働を実現、し尿処理施設においても民間との協働、そして、町の中心地にあるオガールも民間主導行政支援という我が国では珍しい公民連携の形を構築し実施しています。
なぜ、3万人の小さな町で民間との協働ができているのか?と疑問に思われる方も多いかもしれませんが、3万人の町だからこそできるのではないでしょうか!?と元も子もない話にしては発展がありません。
日本の小さな町は、そのほとんどが過疎化し若い人たちは激減し、衰退してるのかもしれません。紫波町もそんな町の一つでした。30年以上、政府与党の知事はいないし、政府与党の衆議院議員もいません。紫波町は、まさに国にとってどうでもいいような町だったような気がしています。
だからこそ、誰にもすがれないからこそ、変化しなければならなかったのです。木下斉が自分で人生を選択しているか?と問いかけていましたが、これは個人に限った事ではありません。町も「自分で生き方を選択しているのか?」が問われているのです。
変化を嫌う地域、変化に追いつこうとする地域、そして変化を起こす地域。
あなたの町はどれにあてはまりますか?
結果を変えたければやり方を変えなければならないのです。
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