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新著はできれば新宿の紀伊国屋で買ってほしい
先月、念願かなってbar bossaへ行くことができたんです。
その時はnoteの共同運営マガジンと、公式の #デザイン マガジンのピッカーとして入って欲しい人をスカウトするのが目的だったのですが、bar bossaいいお店でした。
まぁお店の話はまたするとして、その時がちょうど店主の林さんの新著の出る直前のタイミングだったんです。
まだ書店には並んでいないけれど配本が始まった直後で、見本誌というかお店ではすでに販売されていました。
でね、僕はこのnoteは最初は読む専門だったんですが、林さんのnoteが読み始めたきっかけなんです。
だからご本人に会えて嬉しかったし、新著はご本人から買おうと思ったんですね。
本が一冊¥1,600-として、印税率が10%なら本屋で買うと林さんには¥160-が入りますよね。
でも、本人から買えば仕入値もろもろ抜いて50%くらいは入るんじゃない?と思って、良かれと思って聞いてみたんです。
そうしたら、林さんに「もしも僕のお願いを聞いてもらえるなら、できれば新宿の紀伊国屋さんなどの大きな本屋さんで買ってもらえると嬉しいです!」と言われました。
これ、なんでだと思います?
売れ行きの指標になる旗艦店
実はこの新宿の紀伊国屋さんなどの大都市の旗艦店舗の売れ行きって、全国の書店流通の指標になってるみたいなんです。
だから、林さん的には1冊でも多くの本が旗艦店舗で売れてくれた方が、結果的にさざ波が立って「この本売れてるらしい」になるって事なんだと思います。
普段、ネットをよく見ているとついAmazonの売れ筋ランキングとか見ちゃうんですが、まだまだ日本中に届けるならちゃんと本屋さんの売上が大事なんですね。
他の著者さんでも、新刊の出るときに売るために全国の書店行脚をしていたり、書店さんの無料トークイベントに出演していたり、みなさんプロモーション努力されてます。
リアル書店という仕組みはオワコンだと言われて久しいです。
でも、こうしてまだまだ指標になったり、イベントで周知してプロモーションしたりを見ていると、場としてのリアル書店ってまだまだ可能性あるのかも?と思うんですよね。
出版のフリーミアムモデルというか、無料公開してから追加コンテンツとファン向けイベントや関連グッズで売上立てたり、名前が知れる事で別の仕事をとるとかありそうですよね。
しかし、考えてみれば旗艦店舗の売上が指標になってそうなんてわかりそうなもんですが、想像力が欠けてました。
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるから、ほんと日々勉強ですね。
読んでいただいてありがとうございます。
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