飽きの克服こそルーティンや習慣化のコツなんじゃないか?
昨日のnoteが編集部おすすめに掲載されまして、フォロワーの方が一気に増えました。新しくフォローしていただいた皆さん、フォローありがとうございます。
まぁ、実はこの1週間くらいはバズ狙いで連日反応見つつ記事を投稿していたので、狙い通りのヒットが打てて一安心です。おそらくnoteでバズらせるには一定のコツがありそうですが、その仮説はまた今度。
新しくフォローしていただ皆さん、たぶんデザインの筋トレ系の記事を期待されているんですよね?というわけで、もう一個似たジャンルのモノを書きますね。
本日のお題は毎日コツコツと訓練を続けるコツです。
さて、昨日の記事で観察力の鍛え方を掲載したわけですが、観察スケッチやってみましたか?
やっていないあなたは昨日の記事に戻って、5分でいいからやってみてください。
脳科学では人間はやり始めないとやる気が出ないらしく、とりあえずダルくてもめんどくてもスケッチブック開いてペン握って描き始めればなんとかなります。5分なんて一瞬ですよ。
習慣化とルーティン化の鍵は飽きの克服だ
本題の毎日コツコツ続けるコツですが、これはもう人類史上の命題であり、これを見つけたら発明とも言える「飽きの克服」が鍵です。
フィットネスを飽きさせずに結果を出すことで大人気になったライザップしかり、生活に根ざした日用品の販売と多種多様なサービスでインフラ化したコンビニしかり、どの業態でも飽きの克服に必死です。
それくらい、人間ってわがままで自分勝手だし飽きっぽいんです。超めんどい彼氏彼女みたいなモンだと思ってください。
あの手この手で飽きない工夫をしてみよう
そんな飽きやすい自分を毎日あの手この手で飽きさせないように工夫しましょう。ある日はホストやキャバ嬢のように接待し、ある日は鬼コーチのように竹刀を振りかざす。
え?そんなにがんばれない?わかります。そんなめんどいヤツなら別れたいですよね。でも残念ながら、その飽きっぽくて面倒なのがあなた自身です。
僕も今まで色々と試してきましたが、かくも自分は日常に流されるものなのかと・・・初日の続けようという思いはあっさりと消え去り、気づけば怠惰な日々にハッとする、そんな35年間です。
そこで、この四半世紀で色々試してみた飽きない工夫をメモしておきます。
【 習慣化・ルーティン化の為の飽きない工夫 】
1.目標とご褒美を設定する
単純ですが強力な、金や物で釣る方法です。古典的ですが効果は抜群です。成功イメージを持つとかも有効ですが、成功イメージを作るってのがすでに上級者向けです。
2.褒められる状況を作る
誰でもいいから成果を見せて褒めてもらいましょう。たとえ成果がダメだったときも褒めてもらう。「こんな忙しいのに少しでも手をつけるなんて素晴らしい!」と思い込むのも手です。
3.効果測定する
人は成長を実感して自分へのベネフィットを理解できないと続けられないものです。続けたものが評価される場に出してみたり、テストをしてみるのは一つの手です。ちなみに観察スケッチにも目隠しスケッチという効果測定方があるので、それは今度書きます。
4.無理矢理やってみる
さっき書いたやつです。人間はやり始めないとやる気が出ないのを逆手にとって、体を先に動かしましょう。
5.状況を整える、繰り返す
毎朝起床後、テーブルの上にスケッチブックとペンとスケッチ対象を置いておく。毎日決まった時間で行うのは一つの手で、自分がやりやすい状況を整えておくのはかなり有効です。そういう意味では強制力の働く学校とかに入る、勉強会などを定期的に開く、スクールやジムに通う、というのは一理あります。
6.崖っぷちに立ってみる
これはまさしく背水の陣なのですが、キマれば効果は抜群です。ライザップでは高額な入会金が人質ですが、もっとハードコアに行くならルーティンを邪魔する物は全て捨てましょう。
ついつい隙間時間でマンガを読んじゃうならブックマークから削除して、有料会員なら解約する。残業を一切やめる。晩酌をあきらめる。
マシュマロ実験という幼児教育の実験がありまして、テーブルの上に1個のマシュマロを置いて幼児を部屋に入れて、5分待ったら2個あげるよ、と言って大人は部屋を出ます。
当然、我慢できずに食べちゃう子と、我慢して2個食べられる子に分かれるんですが、その差は「いかにマシュマロを見ない、触らないようにするか」だそうです。
お皿をひっくり返してマシュマロを隠す、机から離れて部屋の隅で壁を見つめて5分耐えるetc...待てた子供達は遠ざける工夫をしていました。
つまり、欲望を刺激するものを遠ざけること、意識しないような状況に持って行くことは自分の可処分時間を確保するのにとても有効です。
こんな感じですかね。自分のやる気スイッチがどこにあるのか、どうされると嬉しくて続けられそうかを探っておきましょう。自分自身とは死ぬまで一生付き合うことになるので、一度じっくり考えておくと長い人生で役立ちますよ。
それでは、お互い精進しましょう!