読書感想文:一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書~宗教編~【3冊目】
お世話になっております。
行政書士法人 井口事務所のWeb担当です。
多分、どこかの記事のサムネイルと被るとは思うんですけど、「世界史」というワードを使った時点で、どこか特定の画像にする事は中々難しくて「地球」を使ってしまいますね。
世界=水色のイメージが未だにありますが、今確認してみたら「黄色」らしいです。(社会は黄色のイメージですが・・・)
というわけで、今回ご紹介するのが、「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書~宗教編~」になります。
記事の最後にはAmazonのリンクも貼っておきますので、こちらの感想を読んで頂いて興味を持った方は是非購入していただければと思います。
※当記事は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。
あらすじ
はじめに
本作品は「一度読んだら絶対に忘れないシリーズ」の中の1冊です。
他にもそのまま世界史に関する事だったり、人物に関する事だったり、経済に関係する事だったりします。
※日本史だったり地理のシリーズも存在します。
その中で、宗教の解説って非常に難しいと思うんです。
普通に自分が信仰していない若しくは知識が多少ありつつも全容を知っている訳ではない事について解説するのって怖いじゃないですか。
だからこそ、このように「教科書」というジャンルでこちらを解説してもらえるのは、ある意味「神の視点」を安心に作れていて、読んでる側も多少は安心して読了出来ると思います。
著者の方は、高校教諭を経験されている方ですし、特に何も知らない状態でこの本が作られている訳ではありません。
安心して読めるものではないかと考えられます。
感想
一言でいうと、ザっと概要を知る事が出来ます。
特に、世界的に有名な宗教だけを取り上げるというよりは「世界史」というジャンルの中で重要視されている宗教について取り上げられているので、受験勉強の中で忘れていた宗教の内容なども、「あ~これ勉強したわ!」と懐かしい気持ちで読んでいけるのではないでしょうか。
惜しむらくは、元々のコンセプトであるので仕方ない事ですが「年代」と「年号」が存在しない事でしょうか。
単純な宗教の概要学習であれば、特別年号は必要無いと思われます。
というよりも、受験勉強だからこそ年号とそれぞれの単語を覚えているだけで、年号を聞いてそこから自身の知識を引っ張りだす人は元々そのジャンルでの内容に長けている方では無いかと思います。
※自分も好きな事は年号というか、この頃あの頃みたいな知識の引っ張り出し方をするので
ただ、今回絡んでいるのは「宗教」というテーマ。
あるAの宗教により他の宗教に影響を与えたという一文が結構な数確認されるので、それだったらもう少し年号的な部分でも表記が欲しかったかなと思います。
※それぞれ言及するとコンセプトが破綻するので限界もあるとは思いますが
おわりに
受験勉強的な利用は難しいかも知れませんが、概要を知っておく事が出来る良い書籍だと思います。
年号が無い事でそれぞれの単語から連想が可能なので、知識として散らかる事も大分少ないかと思います。
是非とも読んでみてください。