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Looker StudioでプロダクトKPIダッシュボードを作成してみた

チームメンバーみんなで価値があるプロダクトを作っていきたい@yoshiです。Offers PM Advent Calendar、5日目の投稿です。

Offers PM Advent Calendar 4日目は
tanamakoさんの「プロダクトの組織・文化作りのための勉強会」でした。

誰向けの記事か

  • 会社にプロダクトの文化を作りたい方

  • ビジネス職にデータから実行してもらいたい方

  • エンジニア、デザイナー、PMの連携を促進したい方

背景

弊社では、以前から分析環境・体制の強化し、データをもとに意思決定をする文化が強いチームができていました。
直近では、開発組織が拡大している中で、PdMが事業・プロダクトのKPIを把握できるだけではなく、”誰が見ても”現状のプロダクトKPIの状況・達成度を把握し、共通認識・ネクストアクションを実行できるダッシュボードの必要性が高まっておりました。
また、今期から開発メンバーの直接目標にプロダクトKPIが入っており、より主体的にプロダクトに対しての意見・企画をエンジニア・デザイナーに行ってもらうためにも、わかりやすいダッシュボードに求められていました。

ダッシュボード作成により実現したいこと

  • スプレッドシートにより目標値の管理と実数値との比較を適宜行って内容を、予実のデータが統合し一箇所で可視化すること

  • それを分かりやすく伝わるダッシュボードに仕上げ、差分理解・ネクストアクションの立案に繋げること

ツール選定

  • ツールとしてはLooker Studioを採用しました。(開発推進中にData Portalからリブランドされました)

  • 社内ではLookerの導入も進んでいたのですが、下記の要件を踏まえ、予実管理でき、将来的になるべく多くのメンバーが触れそうなLooker Studioを採用しました。

    • 目標数値は、これまでと同様に柔軟にスプレッドシートで管理できるようにしたい

    • その上で実数値のデータと統合して容易に予実比較したい

    • 将来的には、全メンバーが容易に画面の改修をできるようにしたい

アウトプット

プロダクトKPIを日次で把握できるように、以下のダッシュボード作成しました。

作成時のポイント

ダッシュボードの作成に際して、主要KPIを構成する数値に関しても要素分解して可視化し、主要KPIがどのようなロジックで現状の数値になっているか・今後の改善していくべき数値を理解できるように作成しております。

スプレッドシートで実現できなかったこととLookerでできたこと

このようなわかりやすいダッシュボードを作成するためには、スプレットシートでは限界があると思っており、Looker Studioは自由度が高く、作成しやすかったです。
補足ですが、注力しているプロダクトKPI以外に関しては、Redash/Lookerでダッシュボードを作成してます。この場合、一定のフォーマットで作成し、誰が作っても同じような品質で出来上がる工夫に取り組んでいます。
このダッシュボードは、プロダクトのSlackチャンネルで共有したり、プロダクトMTGで現状共有したりする際に活用しております。ダッシュボードで同じソースを元に議論できるようになったので、 今後は行動の改善や変わったことについて、タイミングをみて記事を書きたいと思います。

今後の展開

  • ダッシュボードの確認⇒現状把握と分析⇒具体的なアクション、のサイクルを各メンバーが自発的に行える状態に持っていくこと、をゴールとしているので、今後はそのゴールに向けて社内へのダッシュボードの浸透と具体的なアクションに結び付けるための改善が必要です。

  • データドリブンな組織づくりをさらに加速させるために、より多くのメンバーの意思決定やアクションにつながるダッシュボードの開発と普及を推進していきます。

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