#749 チームワークはひとつじゃない。違いを前提にしたチームって?
おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、「控えめに言って最高」の評価をいただきましたオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。
チームワークはひとつではない
今日は、最近私が思うことについて放送させていただこうと思います。
タイトルをつけるとしたら、『チームワークは一つではない』。
こんな感じかなと思います。
「チームワークは大事だ」これは、誰も否定しないですよね。
過去にも大事だし、今も大事だし、たぶんきっと未来永劫、チームワークが大事だということは、変わらないじゃないですか。
ただ、言葉としては「チームワーク」という一択なのですが、チームワークの中身は、かなりいろいろあるんじゃないかな、そんなふうに思っているという話です。
ちなみに、「チームワーク」をググると、直訳すると、「集団で行う仕事」確かにそのままですよね。
「チームのワーク。」
直訳すると、集団で行う仕事だけれども、ビジネスシーンでは相乗効果を生み出す共同作業、まさにチームでの営み、これをチームワークと呼びますよとなっておりまして、ここもそりゃそうだよね、ですよね。
でも、「相乗効果を生み出す共同作業」の部分は、結構いろんなパターンがありますよね。
どうすれば相乗効果が生み出せるのか、もっと言うと、相乗してあげる効果が最大になるのか、これはいろんなパターンがあるんじゃないかなと思います。
そう考えると、チームワークは仕事のやり方そのものだとも言えますし、もっと言うと、成果の出し方、そのチームでの勝ちパターン、これがチームワークだよなと思うと、一つじゃないというところが納得できると思います。
おいしいカレーもひとつではない
イメージするに、「おいしいカレー」という言葉は一つだったとしても、おいしいカレーそのものは一つじゃない。
これと似ているんじゃないかな。
例えば、欧風ビーフカレーみたいなジャンルもあるし、スパイスの効いたインドカレーというジャンルもあって、インドカレーの中にもチキンカレーがあったり、ほうれん草の緑のカレーがあったり、膨大に種類がありますよね。
ちょっと横道に逸れると、私は無印良品のインドカレーシリーズがすごく好きです。本格スパイシー。
あの売り場を見るだけで、インドカレーといってもすごく種類があって、確かに一つじゃないなというところのイメージがつくと思います。
今のチームワークが成果を最大化するのに一番最適か?
そこから考えられるのは、自分のチームのチームワークはどんなの?
今はどんなチームワークによって仕事を前に進めたり、成果を出していて、例えば、自分の理想のチームワークはどうか?もしくは、もっと成果をあげるために、自分たちのチームに必要なチームワークはどんなのか?
ここはいろいろ考える余地があるし、ここを考えることが、今、すごく大事なんじゃないかなと、そんなふうに思っている今日この頃です。
分かりますか?
「チームワークが大事だ」これは誰も否定しないし、「チームワーク」というのは、共通言語で誰もが知っているキーワードだけれども、チームワークが仕事のやり方であり、成果の出し方であり、そのチームの勝ちパターンだとすると、自分たちのチームは、今、どんなチームワークを展開していて、例えば、なぜそうしたチームワークが根付いているのか?そして、今のチームワークが成果を最大化するのに一番最適か?みんなの勝ちパターンとしてベリーフィットしているか?こんなふうにいろいろ考えられるよねという話です。
ちなみに、仮に今、成果の最大化につながっているとは言いにくいなと感じるとするじゃないですか。
でも、それは決して今の否定や批判ではないと思うんですよね。
おそらく、これまではそれが勝ちパターンだった。
だから根付いている背景があって、仮に「ちょっと変わってきたな」「なんか違う気がするな」と思うのであれば、環境のほうが動いてきて、これまでフィットしていたチームワークが、フィットしなくなってきたというだけだと思いますので、状況に合わせて変えていく、アップデートしていく必要があるよね、そんなふうに考えられたらいいと思います。
違うということを前提にしたチームワーク
「チームワーク」と聞くと、こんなイメージを持ったりしませんか?
チームワークといえば、一致団結だよねとか、同じ釜の飯を食う、そういった同士・仲間のイメージがあったり、強いリーダーがゴールを示してチームをグイグイけん引するイメージがあったり、ちゃんと報連相で情報が流通しているとか、こんなイメージがないですか?
環境や状況が変わっていった時に違和感が生じるというのはどういうことかというと、例えば、さっき言った中で、「一致団結」とか「同じ釜の飯を食う」みたいなキーワードがあったときに、「おや?待てよ」と思ったとするじゃないですか。
あれ?これって同じであるということが前提になっていないかな?みんなの考えていることが同じ、あうんの呼吸でいろいろ伝わる、それがチームの勝ちパターンだと言っていたとしたら、今は違うということを前提にしたチームワークが必要じゃないか?とかですよね。
例えば、今までは3割を伝えれば、だいたいくめる状態があるとする。「あれをやっておいて」「オーケーです、あれですね」みたいな。
背景が違ういろんな人がいるとか、働き方の違う人がいる、もしくは、働く場所が一カ所ではないといった場合に、「あれをやっておいて」と言うと、「あれって何だろう?」みたいな、そういう状況ってありますよね。
そうなると、そもそもコミュニケーションの中で、「あれとは何か?」とか「あれは何のためにやるのか?」「存在するのか?」とか「あれは本当に必要か?」「あれは今もこのやり方でオッケーなのか?」こういったことから言語化して合意形成が必要だ、そういう仕事のやり方が欠かせなくなるとか。
同じが前提の時に機能したチームワークと、違うということが前提になったときに機能するチームワークが違うとか。
あと、さっきの例で言うと、リーダーがゴールを示してけん引する姿をチームワークの理想の形として描いていた時は、もしかしたらゴールや答えがある程度決まっている場合に、それができたといえるじゃないですか。
では今はというと、例えば、誰も答えを持っていない、リーダーがどうすれば勝てるか知っているかというと、リーダーも知らないし、誰にもその経験がない。なんていう状況になると、目標をとにかく決めて降ろせばいいみたいなチームワークのやり方は、たぶんなかなか通用しなくなりますよね。
「そもそも何がゴールか?」から、リーダーだけじゃなくて、チームみんなで探求することが必要になってくるかもしれない。
チームワークという言葉一つでも、状況や環境の変化によって、成果の出し方や勝ちパターンというところが変化していて、なので、仕事のやり方を変えていく必要があるという文脈ともつながるのかなと思います。
なので、例えば、今、1on1とか対話が大事だよねという話がすごくされたり、取り入れられていることなんかを切り取っても、なぜかというと、単純にもっとコミュニケーションしたほうが良いよねというレベルではなくて、勝てるチームワークが変わってきているので、勝てるチームワークの実践に移行するために、必要な武器をみんなで学ぼうという機運になっているのかなと思います。
この辺もたぶん、同じが前提だった時にはあまりいらなかったけれども、違うということを前提にした時に、これが不可欠なのでみたいな、そういった文脈ともつながりそうだなと思います。
その違和感、もしかしたら大きなヒントかもしれないよ
ということで、何が良い悪いとか、今までのやり方はだめだとか、そういった考え方ではなくて、「チームワーク」という言葉は一つだけれども、そもそもいろんなパターンがある。
おいしいカレーが一つじゃないのと同じこと。
なので、自分たちにとってどういった仕事のやり方、成果の出し方、いわゆるチームワークが必要なのか?ここに目を向けて考えると、いろんなことに気付けたり、発見やアップデートの糸口があるんじゃないかなと思いますし、そういったアップデートが必要な中でいくと、私たち一人一人が、「このやり方でオッケーだったっけ?」とか、例えば、「リーダーが決めた方向にみんなは反論せずに従うべきだよ」「それだとちょっとうまくいかなくないか?」という、この違和感が、解決の糸口だとか、アップデートの糸口をつかむ一つのサインにもなっていると思います。
その違和感、もしかしたら大きなヒントかもしれないよ。
今日の放送は、最近私が思うことの中で、チームワークは一つじゃないという話でしたが、そんな中で私の関心は、違うということを前提にしたチームワークとは何か?
いろんな人がいる、違う人がたくさんいる、だからこそ成果の出るチームワーク。
これを個人的にも関心の対象にしていまして、ますます探求していきたいなと思っている、そんな話を共有させていただきました。
最後までお聴きいただき、ありがとうございます。
ちなみに、カレーにおいては、私はインドカレー派です。
スパイシーなカレーが大好きです。余談でした。以上です。
ランチタイム会社説明会開催します!
今日は、アナウンスチャプターがあります。
今月、私たちのチームはランチタイム会社説明会ということで、NOKIOOという会社や、私たちがやっている人に係る事業、どんなチームワーキングで、どんなメンバーが仕事をしているのか、これを紹介させていただくランチタイムのオープンイベントを開催させていただいております。
1月の第2回目が、今週1月27日金曜日のお昼、12時10分から12時50分までのたった40分で、お昼を食べながらご参加いただけるカジュアルなスタイルで実施しております。
今日の話が「チームワーキング」だったじゃないですか。
私たちなりのチームワーキング、私たちの勝ちパターンをどんなふうに考えて、どんなふうに実践しているかについて発信させていただく機会ですので、「突撃!隣の晩ごはん」的に「ちょっと来てみちゃった」「ちょっとのぞきに来ちゃった」こういった参加も大歓迎ですので、よかったらお越しください。
もともとは、採用広報の一環でこれを始めて、年に3シーズンぐらい実証させていただいているのですが、私たちみたいに小さな会社は、採用活動だけをするというよりも、会社のことを広く多くの方に関心を持ってもらって、どこでどうなるか分からないけれども、ご縁が生まれていく。これをすごく大事にしていますので、「突撃!隣の晩ごはん」的に遊びに来ちゃいました、こういった参加も大歓迎で、隣のチームがのぞける良い機会ということで、活用していただいても嬉しいです。
先週は、新しくチームに加わった大椨朋子さんと対談をさせていただきましたが、この対談に多くの方が共感くださいまして、そこから来ましたという方でワイワイ盛り上がりました。
ありがとうございます。
ご自宅からだったり、お昼を食べながらだったり、画面オフで営業車からだったり、いろんな方がいろんなスタイルで参加をしてくれて、関心を持ってもらえてうれしいなと思いました。
今週は、1月27日に開催をさせていただきますので、もし遊びにいっちゃおうかなという方は、この放送にリンクを貼ってあるイベント紹介ページからお申し込みください。
それでは、最後までお聴きいただき、ありがとうございます。
今日も一日良い日にしましょう。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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