これってAIに任せられないの?文学フリマアンソロ編集の孤独
こちら、特に便利なTIPSはない、もがき苦しんだ足跡を残すだけの記事になります。
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本作りにおいて自分の思考をどれくらい入れたいか、そしてそのブレストを誰とやるか、という話になるのですが、私は特にこだわりがなかった合同誌のタイトル部分についてはかなりAIに案を出してもらいました。そして候補についてTwitterの投票機能で様子を伺わせてもらいました。
「拘束の天使たち」という言葉は特にそのまま取ったわけではないのですが、言葉はかなり出してもらいました。
一方で、皆さんの原稿が出来上がってからのプロモーションについては、あまりAIに頼る気になれませんでした。
今回はポスターを作るか大きめのプライスカードに売り文句を載せるか悩んで、100均の写真スタンドにプライスカードを入れる形で対応することにしました。(ポスター印刷代とポスタースタンド代がバカにならないため、、)
所謂売り文句を考えるのは実直に頭を悩ませました。
多分それは、なんとなくAIを頼るのは原稿に対する誠実さが欠けているような後ろめたさがあったこと、単純にPDFにした後の膨大な原稿をAIに読ませるのが面倒だったこと、などがあります。
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デザインについても、二転三転したのですが、緊縛感の強いものよりは、「ペルソナとかちゃんと設定してみるといいよ」というアドバイスをもとに、20代30代の川口春奈のYouTubeが好きそうな感じ(見たことはない)という感じで作りました。
結構canvaのテンプレートをもとにしたんですが、色味とかは多少調節しました。
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イロモノとして緊縛を見て欲しいわけではなく、同じ人間の趣味や生きがいとして、自分と地続きだと感じて手にとって欲しかったので、淡いデザインのものに変更になりました。
友人のエッセイについても同じブースで出すので、そちらのプライスカードも作ったのですが、それは他人の作品も他人の作品なので、まあまあ頭を悩ませました。
草稿段階のものをもらって、あと作者をよく知る人間だからこそ作れるものもあるのでは、という思いで、作りました。
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これは1人の作者のものだからチャットGPTくんに任せてもある程度いいものがでてきたのかなという気はしていますが、こちらはまあまあ楽しく取り組めたので特に後悔はないです。
それはそれとして、文章は読み込ませずにAIに聞いてみた結果についても載せておきます。
『拘束の天使たち』という名前で緊縛受け手女子のエッセイアンソロジーを文学フリマに出します。
20代30代の文学フリマに来る女性に響くキャッチコピーをいくつか考えてください。とききました。
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なんか大袈裟な感じがする。大袈裟じゃない感じで、とオーダー。
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4とか普通に好きだなと思いますが、なんというか、この本は観点がもう少し多面的なんだよなと思ったので多面的にと頼んでみましたがイマイチでした。
そんな感じで、聞き方が良くないのもあるとは思うのですが、いい相談相手のAIという立ち位置を超えないなあと思ったのでした。
でも壁打ち付き合ってもらえるのはかなりありがたかった…。1人は孤独、、
その他過去の文フリについてのnoteもよろしければぜひ。
当日文学フリマでお会いできるのを楽しみにしています。