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潰瘍星人の冷え症対策・その1

潰瘍性大腸炎のことを調べ始めた時
「冷えは万病のもと」ということを知りました。

子供の頃は毎年冬になると、足の指がしもやけになるのが恒例行事。
雪国ではないのに、ひどい時にはしもやけが紫色になる程の酷さ。
辛いな〜と思うものの、ネットの無い時代の田舎の小学生に出来る
改善策は
靴下に唐辛子を入れる(効果なし)
ユー○キンを塗る(効果なし)
という程度のものでございました。涙

ワタクシの中学生時代は
厚手の靴下=野暮ったい(オシャレは我慢)
でしたし
高校時代は指定の靴下だったので
そもそも、冷えに対して対策をするという概念もなく
冷えていることが当たり前過ぎて
感覚も麻痺したまま大人になったのです。

しかしながら、潰瘍性大腸炎になって
ワタクシの冷えがいかに「異常」であるか
35℃台の平熱がいかに体に良く無いことかを
本や漢方医から教えられ、やっと
これは根本から変えないといけないと
自覚した次第でございます(遅い)

そして調べていてヒットしたのが
「冷え取り靴下」なるもの。

何でも、シルクの靴下に綿やウールの靴下を重ねばきすることで
温かくなるだけでなく、蒸れにくいのだとか。

基本セットは4枚の重ねばき。
なかなかどうして。足が象さん的な安定シルエットになります。
これがとても気持ち良いのです。
重ねばきをすることで、布の厚さから自然と足の指が開いた状態で
過ごすことが出来ることの快適さ。

冷えとりの基本は「頭寒足熱」といって
頭は涼しく、足元は温かくするのが良いとされています。
そんな冷えとりファッションが1冊の本になっていたので購入し
参考にしました。

冷えとり靴下

冷えとり靴下は、1年中履いていることが勧められています。
今までは夏は素足が当たり前でしたが、夏もこの靴下を履くことで
冬よりむしろ夏の方が冷えていることに気づいて驚きました。
サンダルで長時間クーラーの効いた電車やお店にいた時の
膝下の冷えっぷりときたら!

ということで

冷えとり靴下を履き続けたり、体質改善をして
きちんと自身で、冷えに対処出来る様になったところで
少しルールを緩やかにしました。

ズボラなワタクシにとって、冷えとり靴下4枚重ねは
洗濯の手間や、1〜4枚までの重ねる順番が決まっている靴下の管理が
面倒だったので
今は、冬は綿の5本指靴下に、ウールの厚手靴下の重ねばき。
夏は、綿の5本指靴下のみ。という日がほとんどになりました。

そして、医療気功の先生から勧められた足湯器で
冬はもちろん、夏はクーラー等で冷え過ぎた日や
生理など体調が思わしく無い日の午前中に
足湯をするのが習慣になりました。

足湯1

足湯は48度という、かなり熱めで10分。
膝にはバスタオルをかけて、熱を極力逃がさない様にします。
10分経つとお湯が少し冷めますので一旦全部流して
新たに48度のお湯を注いでまた10分。
夏はわりとすぐに汗をかきますが、冬はこの後半10分でじんわりと汗をかいてきます。

足湯2

医療気功の先生から教わった、正式な足湯は
きちんと温度を測ったり、足湯器の中に保温シートを敷いたり
大きめのビニール袋を入れるなどをして熱を逃さない工夫をしていますが
冷えとり靴下も、足湯も、装備に手間がかかるのは長続きしないので
ワタクシは、簡易的にアレンジして続けています。

長い年月放置してきた冷え性です。1日、2日で治るものではありません。
だからこそ、自分が気持ちよく続けられることが大切なのだと思います。

これだけ細やかに自分の身体に気を配ることは今までありませんでした。
このようなきっかけがなかったら
大きな病気になったことがないことを「丈夫」と勘違いして
我慢させていることに気づかないまま身体を酷使していたでしょう。

「お体ご自愛くださいませ」
良く使われる言葉です。
ワタクシもお仕事のメールで、季節の変わり目などに良く使います。
病気になる前は、そこに「ご挨拶」以上の気持ちはありませんでしたが
今は、100%本気の気持ちを乗せて、その言葉を打っています。

皆様、どうぞお身体の声によおく耳を澄ませて、大切になさってね。

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