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【感想】『言語学的ラップの世界』は遅効性の毒!!(褒め言葉)

 いい映画は見た1ヶ月後2ヶ月後にも余韻があるとか、生活を送っていると解像度が上がる瞬間があるとかいうtipsをTwitterかどこかで見た気がする。 
『言語学的ラップの世界』もまさにそんな本で、ログによれば3ヶ月前にも感想noteを書いているようなのだが、ふとした瞬間に「あっ!これなんか『言語学的ラップの世界』で言ってたやつな気がする~!」な場面が度々やってくる。たのしい。

 それは今見ているアニメやら映画やら、推しの新曲だったり、久しぶりに聞く推しの曲だったりするわけだが。なんかこう、前までは気がつかなかった細かな音程の変化?揺れ?とか、ああこの人はちょっとかさついたというか喉を絞める感じの発声をこの曲このパートでは使うのかと気がついたり。
 具体的にどうこう言うには知識が足りないのだけれど、とにかく生活の端々にこれは……!な瞬間が訪れるのだ。

 そしてまた『言語学的ラップの世界』のことを考えてるよと思う度に、川原先生の笑顔が脳内を駆けていく。

 別にラップガチ勢リスナーでも、言語ガチ勢でもないのだが、なんだ。
 本当にゆっくりゆっくり沈んでいっている気がする。
 
 ゆる言語学ラジオ、『言語学的ラップの世界』から一歩踏み出して、ちょっとゆるくない本を読んでみてもいいのかなと思うところまで来ているのだけれど、小説の積ん読消化と、これ以上専門的な知識を得てしまったら戻って来れなくなるのでは、なんとなくこんな希ガスーくらいで留まっていた方が良いのでは。という思いの狭間でせめぎ合いの日々。
 
 年末あたり、どうなっているかが楽しみだなという思いもこめつつ、感想noteを残していこうと思う。

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