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下北沢エレジー≒ポエジー

 烈夏の日曜日、ポエトリーフェス下北沢「詩で自由になりやがれ」に参加させて頂きました。
 数年前と変わらない下北沢の街の様相、蜃気楼の様に揺らめく喧騒、入り口の狭いヴィレッジヴァンガードの蒼は記憶よりも少しばかりくすんで……
 会場の北沢タウンホールには初めて訪れたのだけれど、内部の建築構造が好きな感触で、再び訪れてみたい場所だった。
 詩のみならず様々な表現の展示や多種多様なオープンマイクが披露される中、俺は新作を含めた二篇を詠んだ。   
 一篇目は「池袋駅、午後二時」で、いつもよりリズムやグルーヴに重きを置いて演ってみた。
 二篇目は割と最近書いた「薄羽蜉蝣の記憶」という詩で、自然に且つ意図的に、聴き取りにくい/聴き取り易い、更にその中間の詠みという3パターンを表現に混合させてみたけれど、結構上手くいったように感じる。
 東京/埼玉の境界線に在住にも関わらず、都内の詩のイベントは本当に暫くぶりだったが、東京ならではの個性に充ちていたし、また機会があれば是非参加させて頂きたいと思う。
 あと、あずま通り商店街「珉亭」のチャーハンは、きっと世界が終わるその日まで紅美しいはず。
https://x.com/DumDumGumNumB/status/1827631009996910625?t=CtMqSPAOcTiVUsI6kpOO2g&s=19

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