笠置寺 稲荷社 @京都 笠置山
初めて笠置山を訪れたのは、2015年9月。
ハワイ在住の舞踏家 那須シズノさんが主催された舞台「神楽女の瞬間 -KAGURAME NO TOKI-」のワークショップに参加させていただいた時でした。
わたしたち、和太鼓と舞のパフォーマンスユニット「朧(おぼろ)」が参加した最初の舞台でした。
あれから5年。
目には見えない たくさんの糸によって織りなされ、「朧」が、いま、みなさんに読んでいただいている 「朧伝」を記すに至ることになるとは思ってもみませんでした。人生とは本当に摩訶不思議でおもしろいものですね。
タイトルにある 笠置山 笠置寺は、定期的に訪れています。(というか、訪れることになりました。)
「朧伝」としては、始点ともなる大切な場所。
今回はこちらの笠置山からのお話です。
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京都府の最南端で奈良県との県境にある 笠置山 は、あまり知られていませんが、豊かな緑に包まれ、想像を超える巨石が点在する、弥生時代から 巨石を神と信仰する「磐座(いわくら)信仰」の聖地です。
笠置寺 には、15mを超える巨石に刻まれた 弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ) が坐しておられますが、南朝時代に起こった 後醍醐天皇と幕府方の戦乱の炎に何度も焼失し、現在のお姿になられています。
境内には、豊かな自然と巨石、また 紅葉の季節から早春にかけては、谷間を流れる木津川にたちこめる雲海が見られたりと。 ちがう次元に迷い込んだかのような 神秘的な空間が広がっています。
そんな境内のはずれの小高い山に、ぽつんとたたずむ お稲荷さんのお社。
通り道には、鳥居と簡易な看板だけが立っているので、階段を登って奥にお社があるといった目立たない場所にあるためか、おそらく ご参拝者もあまり来られないのでしょう。
看板には・・・
稲荷社
「その法を修するものには自由自在の力を与える」といわれる、荼枳尼天(だきにてん)を祭る。荼枳尼天は、日本において稲荷の神格と同一であるとされ、稲荷大明神、飯縄大権現などと同等にされる。(以下、省略)
と 書かれています。
そんな ひっそりと佇むお社に坐る 目に見えない存在から 聞かせていただいたメッセージは・・・。
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鳥居をくぐり、階段を上がりきった先にひろがるのは正に、「異空間」。
ここは、外の世界とは、また違った次元が拡がっている感覚です。
神域に入った瞬間、たくさんの小さな光の粒のような精霊たち(?)とおぼしきものが、このお社を中心とした空間にそびえる木々の間を、まるで天女のように飛び回っていました。
「うれしい」「うれしい」と聞こえてくる 小さな かわいらしい声の数々。
人の手が離れてもう長いのかもしれません。
お社にある1対のはずのお稲荷さんの置物は、1体しかなく、その1体も割れてしまっていたそうです。
その割れていた1体を修理し、また対となる1体を新たに創って、元の1対としてお戻しし、お社を掃除し、神器を新たに整え、定期的に祝詞を上げにきているイチタケさんの来訪をとても喜んでいる様子。
そして、石笛の音、祝詞によって通された「目に見えない」領域に、心を澄まして、焦点を合わせてみると、
お社の前では、江戸時代?!とおぼしき 昔の恰好(着物)をした おかっぱ姿の子供たちが遊んでいて。
この笠置寺稲荷社のかみさま に 初めてお会いしたときは、
おじいちゃんっぽい声で、
長い間 静かに居たので、祝詞や舞を見せてくれることがとても嬉しいこと
お社の前にある印象的な木は、時には頼もしく、いつも優しく寄り添ってくれるお友達的な存在であること
かつて(はるか昔?)、大雨の日にひどく疲れきった様子でお社の前に座っていた「あの男」(この「あの男」と伝えられた方のことは、未だに誰のことかは謎のまま。笑)の様子
などを 語ってくれました。
その後、定期的にお参りを重ねることとなり、ある時から、かみさまのお姿は、女神さまとなって現れられるようになりました。
その最初の時のメッセージが、
今回、みなさんとシェアしたいものなのです。
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【女神さまからのメッセージ】
今のかの世は、戦乱の世の時のような 大きな転換期を迎えている。
人の心が乱れ、混乱が起きる時だからこそ、
どうぞお祈りを引き続き行なってください。
わたしは、人が大好きなのです。
長い間、人と共に歩み、人の命の流れ を見てきました。
「いのち あってこそ」という想いを大切にされてください。
救える命があるならば、どうぞお救いください。
わたしたち 神 と 人 は、共に 祈り、祝いましょう。
わたしたち 神 と 人 は、共に 歌い、踊りましょう。
わたし は あなた。
あなた は わたし。
この地球の未来が、
より喜びにあふれた調和した世界になりますように。
これまでのすべての人々の苦しみ・悲しみが癒され、
新しい世になりますように。
共に たくさんの神々と繋がり、祈りを捧げましょう。
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私 yumica が聞いている 映像 や 声 は、実際に目で見て&耳で聞いているというよりも、胸のあたり・・・心に映り、聞こえてくるものを言語化しています。
私は、ここの稲荷社に来るといつも、理由のまったくわからない涙が流れます。ここにいらっしゃるかみさまの 圧倒的なやさしさを心で感じて、ただ ただ 感動するのです。
スピリチュアルの世界を語る時。スピリチュアルが好きだ、嫌いだ、とか。アセンションするだ、しないだ、とか。悟っている、悟っていないだ、とか。そういった両極端な意見や考えが世間にはあふれていますが、聞こえてくるかみさまからのメッセージは、そのような人間のジャッジメントの世界ではなく、もっと 根底に流れる大切なことを伝えてくれているような氣がします。ただ ただ 優しく、そこには 無条件の愛と慈しみが溢れています。
いま、この朧伝を綴りながら、わたしの中で、何度も何度も繰り返し聞こえてくる言葉があります。それは・・・
「生きてこそ」
読み手の方、それぞれのお好きな解釈で受け取っていただいてよい言葉かと思います。
「生きてこそ」
ご自身にとって、この言葉が何を意味するのか、しないのか。
必要な方に、必要なタイミングで届きますようにと祈りを込めて。
お近くの方は、是非、ご参拝されてみてください。
[笠置山 稲荷社]グーグルマップ
https://goo.gl/maps/yQfWjT6L7K6ddBtX6
みかんなぎ yumica
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朧伝とは https://note.com/oboro_8_orobo/n/n39e3b6011c9b
那須シズノ http://dance-shizuno.chu.jp/
笠置山 笠置寺 https://www.kasagidera.or.jp/