「食べたら磨く」の習慣化
わが家には、3人の子どもたちがいます。
3人とも個性が強く
性格も、好きなものも、ペースも
三人三様。
そんな子どもたちに対して
私は「歯科衛生士」という職業柄、
虫歯にさせないための口腔ケアは
とくに気をつけていました。
気をつけていたこと
①糖分の摂取
・グミ、キャラメル、あめ類は、
なるべく与えない。
・炭酸ジュースも、なるべく与えない。
・寝る寸前の糖分摂取はしない。 等
(今では小さい頃の反動で
こっそり食べています…。)
②仕上げ磨きの徹底
・寝かせ磨きの体勢
・仕上げ用歯ブラシの使用
・毎日のフロスの使用 等
③小児歯科への受診
・虫歯予防のシーラント処置
・定期的なフッ素塗布
・子ども自身への歯磨きとフロス指導 等
とくに「歯磨きの習慣」に関して
上のふたりは自然に
食後自ら洗面所へ行き
黙々と歯磨きをしてくれる子たちで
困ることはなかったのですが、
苦労したのが
末っ子(二男)です…。
「食べたら磨くんだよ」
毎日毎日声かけをしても
「うーん。」
の返事だけ。
動かない…。
(イライラ…)
なんで磨かないの!?
早くしなさい!
食べっぱなしだと
口の中気持ち悪いでしょ!
何度(怒鳴…)言ったことか…。
やれやれと
諦めモードに
なってしまう時もありましたが
それでも
根気強く言い続け、
今年で末っ子も中学生。
もう仕上げ磨きをするような
年齢ではないため
歯磨きについても
ちゃんと自立してほしい、と
思っていたところ…
なんと!
最近!
私が声をかけなくても
歯磨きするようになったのです!
ついに3人とも
食後、(おやつの後も)
「食べたら磨く」が
習慣になってくれたのです!
そんなことで…、大袈裟な…と
思われるかもしれません。
ですが、
歯科衛生士として
日々
小さなお子様が
糖分の摂り過ぎや
食生活の乱れ、
不十分な歯磨き
そして
歯磨きの回数が少ない
ということが原因で
虫歯になってしまい
何度も(時には泣きながら)
治療をしなければならない姿を
目の当たりにしているので
どうしてもわが子たちには
虫歯にはさせたくなかったのです。
「歯磨き」で防げるのですから。
虫歯になったら、
歯医者で削って詰め物をすればいいじゃん。
という考えの方が
まだまだ多くいらっしゃいます。
ですが、
自分の天然の歯が一番強いんです。
私自身も虫歯を経験していますが
詰めたものは、人工物。
数年経てば
いずれ欠けたり、壊れます。
だから
子どもたちには
虫歯にならないために
しっかり歯を磨いて
歯面に付いた食べカスを取り除く。
それを
「自らできる子」になってほしかったのです。
今では
「ごちそうさま」と言った後
自分たちで洗面所に行き
3人並んで歯を磨いている姿を
見れる日が来てくれて
母はとっても幸せです。
やっと、
自己管理のできる子たちに
なってくれました。
以上
わが家の歯磨きエピソードでした。
最後まで
読んでいただきありがとうございました。
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