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「世界は救えないけど豚の角煮は作れる」にゃんたこ
にゃんたこは最近好きになったYouTuber、女性。
眼鏡とマスクの顔しか見たことない、基本顔出しはしてないと思う。
なんで好きになったのか忘れたけど、オリジナルの「ちょっと欲求」という歌を見たとき、その言葉のセンスが刺さってしまいチャンネル登録。
ネットで調べたらエッセイ出しているというので購入。
人生初購入したエッセイだ。
先日文学少女が主人公の小説を紹介した。
文学少女、文学少女には2つの要素があると思っている。
こっからは完全なる私見なので、気を悪くした人がいたらすみません。と最初に謝っておく。
文学少女の中には、本を読むことに喜びを覚える読書大好き!!と、読んだ本の世界に酔いしれ、時にその影響で堕落・破滅に向かう。。の2要素がバランスは個人差あれど同居していると思う。
文学青年はあんまり堕落・破滅系は少ない、文系でそっち系の男子は音楽や劇団系に流れる気がする。
にゃんたこは堕落・破滅傾向の方が大きい気がする。
うまく説明は出来ないが、なぜかそう思う。
YouTubeの動画でもライトなテイストではあるが、神や社会に対する皮肉を言ったり、ゲームやりながら「死は救いなんだよ」とのたまったり、まるで明治の文豪のような酒の飲み方をするからそう思ったのかもしれない。
それとも彼女の本棚紹介、お勧めの本紹介の動画を見たからかもしれない。
読んでいる本はその人となりを表す、と。
本書ではにゃんたこの小学生時代のトラウマ、高校生時代のエピソード、酒の話、日常の話、友に対する静かでいて熱い思いや、人生哲学などが描かれる。
色々な思いを抱きながらも生きていく、題名のように。
人生ってなんだ?って40代になった今でも時に思うことがある。
この本を読むと思うのだ、人生とは「人が生きる」というただそれだけにすぎないのだ。