睡眠とCBDの相性について
私自身、就寝前にCBDオイルを摂取しているので、摂取していない時と比べて「深い眠り」に落ちることを身をもって体験しています。
ホント現代の日本では「睡眠」に関する質も時間も十分とれていないと感じます。
ストレスの多い仕事や育児、家事に追われたり、だらだらとTVやスマホを見たり・・と寝る時間も遅くなっていますし、深い眠り、よく寝た〜という感覚も最近あまり味わっていない人も多いのではないでしょうか。
今回のテーマではCBDと睡眠の関係を探っていきたいのですが、まずは現実・現状を知るということで日本人の睡眠時間や質などの調査結果について調べてみました。
睡眠負債が溜まっているのが日本人というイメージがありますからね!
※こちらの元記事は以下のものになります
◉世界各国で調査された睡眠パターンの研究結果について
アメリカのミシガン大学の研究チームでは、スマートフォンのアプリでデータを収集し、世界各国の6,000人近くの睡眠パターンを調べました。『Science Advances』誌に掲載されたその論文で下記の事実が判明しています。
・睡眠時間が最も短い国はシンガポールと日本で、平均7時間24分。逆に睡眠時間が最も長い国はオランダで8時間12分。
・世界の国別の睡眠時間については、起床時間より就寝時間のほうが影響が大きかった。就寝時間が遅くなることで睡眠時間が減っている事実。
・女性の睡眠時間の平均は男性より30分長い。女性の方が就寝時間が早く、起床時間が遅かった。
・中年男性は、ほかの年代・性別に比べても睡眠の質が悪い傾向がある。
・若い人の睡眠パターンは様々であり幅広いが、高齢になるほど個人差が減る傾向にある。
・屋外で太陽の光を浴びている人は、屋内で過ごす人と比べても就寝時間が早く、睡眠時間が長い傾向がある。
この他にも就寝前にスマホなどの「光を発する画面」を見ると、睡眠と関係するメラトニンの分泌量に影響があり睡眠の質が悪くなるとの結果も発表されています。
このように日本は世界のなかでも特に睡眠時間が短い傾向があり、慢性的に国民全体が睡眠不足のような状態となっているのです。
実は睡眠不足は怖いものであるという認識があまりない人が多いのではないでしょうか?
睡眠不足は脳の機能を衰えさせ、さまざまな病気を引き起こす原因になります。
◉睡眠不足による脳細胞の自己破壊
慢性的な睡眠不足は脳内の「食作用」を担っているグリア細胞を活性化させ、シナプスの分解を促進させるという研究結果が発表されています。
シナプスとは脳の神経細胞と神経細胞の接続部のこと。脳の機能は、電気信号を発して情報をやりとりする神経細胞のネットワークによって成立しています。
そのネットワークをつくる神経細胞の数は人の脳で宇宙の星の数に匹敵するほどあるそうですが、シナプスはさらにその数千〜1万倍もあると言われています。
この膨大な数のシナプスが人間にとって重要ですが、睡眠不足はシナプスを壊し、脳細胞を破壊してしまう(食作用)グリア細胞を活性化させることにつながり、脳の機能へ大きな影響を与えるのだそうです。
さらに睡眠不足は、グリア細胞の活性化によりアルツハイマーなどの神経変性疾患を引き起こすリスクも高くする可能性もあると言われています。
ウェアラブルメーカーのJawboneが行った調査でも、日本人ユーザーの睡眠時間は平均6時間15分と最も短かったそうです。
年齢を重ねるにつれ、深いノンレム睡眠状態となることが困難になると言われていますから、30代以上の世代は特に深い眠りを得ることが脳の機能を衰えさせないためにも、必須ということになりますね。
◉睡眠の質は脳内物質「メラトニン」がキーポイント
人間の免疫力を低下させる一番の原因は睡眠不足です。
睡眠のキーポイントは日中の生活にあり、朝起きたら、なるべく太陽の日差しにあたり、活動して夜も遅くに就寝しないことがポイントになります。自律神経のオンとオフのバランス(交感神経と副交感神経)が大事になるのです。
そして睡眠については「メラトニン」という脳内物質が大きなキーポイントになります。
このメラトニンは、脳内の中心部松果体(しょうかたい)という部位において生まれ、合成されるホルモンです。左右の大脳半球の間に存在している内分泌器官のひとつ。眼の網膜から入った外界の光は、体内時計を経て松果体に到達します。
明るい光によってメラトニンの分泌は抑制されるので、日中はメラトニン分泌が低くなり、夜にメラトニンの分泌量が倍以上に増加するという流れになります。夜になると眠くなるのは、このメラトニンが分泌されるからですね。
ちなみに松果体(しょうかたい)は「第三の目(サードアイ)」を覚醒させる重要な部位と言われていて、形も「松ぼっくり」に似ているそうです。
哲学者のルネ・デカルトが松果体を物質(肉体)と精神をつなぐ場所として、力を入れて研究をしていたことでも有名ですね。
◉眠りを誘うと言われるCBDは、どうして睡眠に有効なの?
大麻成分のひとつであるCBD(カンナビジオール)ですが、CBDオイルを服用するようになって、良く眠れる!という声も多いです。
「なぜCBDを取り入れると眠くなるのか?」という疑問についての回答は、「浅い眠りをブロックするようになるから」という事が挙げられます。
睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」と呼ばれる2種類の睡眠状態に分けられます。
この2つの種類の違う睡眠が一晩に交互に何度も繰り返されます。
「レム睡眠」は寝ている間にピクピクと眼球が急速に動く睡眠のことである、眠りが浅い状態。そして「ノンレム睡眠」は上記のような眼球運動が見られない、深くてしっかりとした眠りを表します。
この「ノンレム睡眠」の状態のときに現れる脳波の特徴で、「周波数の低い成分(徐波成分と呼ばれます)が中心となる睡眠」のことを「徐波睡眠状態」と言います。
CBDは、この「徐波睡眠状態」を促進して、浅い眠り状態である「レム睡眠」をブロックしてしまうのです。
つまりCBDは、なるべく「浅い眠り」を防いでくれて、「深い眠り」状態にしてくれるということになりますね。
CBDで眠りの質を上げることも可能ですが、メラトニンの分泌量の調整もすごく大事です。
自律神経のバランスを保ち、ホメオスタシス(恒常性)を維持することがとても重要と言えます。
CBDはエンドカンナビノイドシステム(ECS)にも有効ですからね。
◉エンドカンナビノイドシステム(ECS)
もともと私たちの身体には、エンドカンナビノイドシステム(ECS)と言われる身体の恒常性、バランスを保つために働きかける調整機能が備わっています。
このエンドカンナビノイドシステム(ECS)が、食欲、睡眠、痛み、免疫調整、老化、神経、認知や記憶に関する機能などを調整しています。
エンドカンナビノイドシステム(ECS)は「内因性カンナビノイド」と結合する「カンナビノイド受容体」の2つセットで構成されています。
カンナビノイド受容体とは、ひと言で表すとカンナビノイドを受け入れる器のことです。
このカンナビノイド受容体にはCB1とCB2の2種類があり、CB1は脳を構成する中枢神経、CB2は免疫系の細胞にあります。
人間はストレスや老化により体内のECS機能が低下していくことで、カンナビノイドが欠乏していき、様々な疾患につながることがわかっています。
大麻草からとれる成分「植物性カンナビノイド」の一種であるCBD(カンナビジノール)を摂取することが「内因性カンナビノイド」の代わりとなり補ってくれるので、ECSの機能を活性化することができると言われています
✴︎話題のCBDについて正しい知識を得ましょうより抜粋
CBDは深い眠りになり、起きた時にすっきり感があるとう人も多いです。
しっかり眠れるということは体の免疫が向上するということ。
メラトニン分泌が適切になるよう、朝起きたら太陽の日差しを浴び、そして夜は遅くまで起きておらず、早めに布団に入る。
そしてスマホなどの画面で光を就寝前に浴びることなく、(浴びると日中と勘違いしてメラトニンが出なくなる方向になりますので)リラックスしてCBDオイルを舌下に数滴だけ垂らしてベッドに入る・・。
これだけでも健康が大きく改善されるように感じます。
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