母のこと。
気が付けば前回noteを書いてから3ケ月近く経つのね。
なんだかハードな期間だった。
大変だったけど、文字通り「大きく変わった」ような感覚もある。
つらつらと振り返ってみよう。まずはお母さんのこと。
*
鬱の状態が悪化して、去年の春に1ケ月入院したお母さん。秋以降は調子が良くてホッとしてたら2月から調子が悪くなってきた。
特にこの1~2ケ月は心配な状態が続いて、また入院した方がいいかなと思っていたのだけど。ちょこちょこ実家に帰っている中で母の様子で気付いたことがある。
1. 薬を決められた通りに飲んでいない
母は不安になると薬を飲む回数が多くなっていたようで、次回病院に行くまであるはずの薬が早々になくなっているということが数回続く。
そうすると…
●薬が足りなくなる
→病院までの数日、飲む薬がなくて具合が悪くなる
→調子が悪いから「病院に行きたくない」となる
●薬を過剰に飲んでるから内臓に影響が出る
→食欲が落ちて食事の量が減る
→体力や免疫が落ちていく
→動くことがより億劫になっていく
THE 悪循環
過剰に薬を飲んでしまっていることをお父さんも知らなかったみたいで、これからは父が母の薬を管理することで様子を見てみることに。
2.お医者さんに自分の状態を正確に伝えてない
1~2週間に1度病院へ行くのだけど、父曰く「お母さん、先生には調子がいい」って言ってるんだよね。と
ん???
母からいつも電話で聞く話と違う。私と話すときはたいてい「調子が悪い」と言うから、先生にもそう伝えて薬を処方してもらっているのだと思っていた。
(合わない薬だと足がフラつくなどの副作用があるから、母は薬にはかなりデリケート。薬問題がこれまでかなり大変だったのです…)
間違った情報を伝えたら、間違った薬が出てくるだけだよね。
*
先週、病院へ付き添った。病院へは実家から電車・バスで1時間20分程。
その日は駅までの道で「歩けない、キツイ」と母が本当につらそうだったから、駅から電車には乗らずにタクシーで病院へ。
たしかに、この数日薬が足りなくて飲んでいない上、内臓にも影響が出ているだろうからカラダ的に歩けないよね。朝も足が震える感じするって言ってたし。
*
先生との診察で母の受けこたえ。
「具合はどうですか?」「はい、良いです」
「食事はできていますか?」「はい、食べられています」
「手足の震えはおさまりましたか?」「はい、大丈夫です」
ん?
え??
は???
事実と異なる情報を伝えても、良くなるわけがない。
正確に伝えられないくらい母の具合が悪いであるとか、いつも病院に付き添っている父が先生にお母さんの状態を伝えてくれたらいいなとか、ツッコミどころは色々とあるのだけどそれは置いておくとして。
これらの出来事や、他にも細々さまざま色々なことがあったのだけど。
私の中での変化
母が鬱を患ってからの20年超、私は母を全肯定してきた。優しく大事に、母を傷つけないように、母が嫌がるようなことは言わずに良い子どもであり、母にとって良い理解者でいたいと思っていた。
これをやめた。正確には、やめるように努力しているところ。
そしたら、少しずつ変わってきたように思うのです。
長くなってきたから、つづきはまた明日にしよう。読んでくれて、ありがとう。
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