2024/12/17 詩〜Xより
「豆電球の落ちる先」 〚お題 六畳一間さん〛
星降る夜に淋しくも私は一人
止め処なく泣いておりました
足もとに水溜りを作っても尚
さめざめと泣いておりました
雫は星を映し豆電球みたいで
足もとの水鏡は星を受け止め
私は宛ら宇宙に翔んだのです
泪は掬って宇宙に撒きました
傷も一緒に宇宙に撒いたから
豆電球の落ちる先に帰ります
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〚写真 綿帽子さん〛
綺麗と呟いて立ち止まった
目的地はもう目の前だけど
少し此処で観ていたいんよ
風が髪を撫でたからきっと
私もこの空間の1部だよね
何も言わずに貴方は微笑む
声には出せずに呟いたのは
貴方の心の1部になりたい
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