2024/10/29 詩〜Xより
「曲がる砂時計」 〚お題 六畳一間さん〛
砂時計のひと粒ひと粒が
貴方へ募る愛をはかっているのなら
自分の力で止めることが出来ぬなら
心が許す範囲で傾けて
曲がって貯まる砂を観てよう
落ち切る前に止まるから
そしたら私の時を刻もう
バランスを喪った砂時計は
もう貴方の時間を奪わない
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「シンプルに恋すると言うこと」
〚題写真 雨宮 銀 さん〛
あの瞬間貴方の事を知りたい
心に宿ったその気持ちの名は
複雑に考えても仕方が無いの
そう落ちてしまったのだから
シンプルに恋をしたの貴方に
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「teller」 〚お題 言葉の添え木 さん〛
何処から話して参りましょうか
私と言う名の物語
世間と言う名の中において
劇的な物語ではありません
輝かしくもありません
それでも
私なりの紆余曲折を越え
幸も不幸も味わって
喜怒哀楽の顔を知る
私と言う名の物語を語りましょう
振り返って私が私を知るのです
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