見出し画像

2021年 今年買ってよかった8つの楽器・機材

今年はベース関係もさることながら、DAW周りで音色のクオリティアップにかなりのお金を割きました。

Ibanez SRH505F

買ってよかった、と言えるほどまだ弾いてないけど、ウッドベースっぽいニュアンスが出るのでアコースティック系のセッションがあったら使いたいなと思っている一本。フィッシュマンのプリアンプとかかましたらもっと良くなるのかなあと妄想しながら出番を待っています。季節の変わり目で気温差があると簡単にネックが逆反るのが惜しい。

この曲とかは、こいつで弾きました↓

ZOOM B1 Four

多分今年一番使用頻度が高かったMy new gear大賞はこれな気がします。
元々ZOOMのマルチは好きで、2012年頃から全てのライブでB3なりマルチストンプなりほぼ何らかのZOOM製品が足元にあり、自分のバンドでソロプレイが必要だったりする場合やサポートの現場でもB3nをメイン機にしたりしてました。

B1fourは、上のツイートでも書いたとおり機能充実、それでいて軽くて小さい、という点で非常に優れており、買って以降は常にギグバッグのポケットに入っており、本番が近くないスタジオリハや簡単な音合わせ程度の場であれば基本これで、ライブでもベース単体の音圧が必要なくて音色切り替えが多くない場面は、これとマークベースのヘッドだけで出たりしました。

↑この時はB1fourの中のdbx160のモデリングコンプ+αで使ってました。

もし壊れても1万円でお釣りくるくらいの値段で大体どこでも売ってるんで、買い直すのも難しくないというプライシングも魅力です。

BOSS PW-3

これもすごい良いワウでした。小さくて場所取らないし、BOSSだから頑丈だし、王道で普通なワウサウンド。変な個性がない、というのは結構重要で、その点BOSS製品は優等生なものが多いです。

↓この時「いい音でベース録れた」と言ってますが、チャカプカ言ってるカッティングギターはこれを踏んでます。

XOTIC Bass RC Booster

もう生産終了になった旧バージョンのBass RC Booster。ZOOMのマルチの手前にかませて、バッファのような使い方をしてます。

家でのレコーディングでもベースの音に厚みが必要だと思った時にインターフェースの前にかませて掛け録りするといい感じになり、自分の曲だと雪月花のベースはその方法で録ってます。

ぶっちゃけ名機だと思います。

EASTWEST Composer Cloud X

今年DAW関係にものすごく力を入れるようになった中で、自分の曲の世界を1段階以上広げてくれた音源がこれです。

普通に買ったら総額数十万円相当をサブスクで月額2,000円するかしないかレベルで提供してくれる素敵サービス。

主にオーケストラの弦、管、打楽器と民族楽器(特にタブラの音がすごいリアル)と声系はこのEastwestを多用しています。

これをフルに活用したのがこの曲です↓

XLN Audio Addictive Drums 2

ツイートに書かれてることが全てなんですが、オケの中で抜けてくるスネアやバスドラがすごくいいです。(反面、ハットとかの金物はそれに比べるとちょっと微妙かな…)容量が小さい、起動が早いのもプラス加点。3種類のキットが選べるCustom Collectionにして、僕はStudio PopとUnited HeavyとStudio Percussionを選びました。

雪月花のリズムパートは808系のモデリングと生ドラム系の合わせ技なんですが、生ドラム部分でADを使ってます。

D'Addario NYXL

2020年以降、供給が安定しなくなったエリクサー弦の代わりに使い始めたのがこれ。長年エリクサーだったんで、最初はこのダダリオのざらついた手触りがすごく馴染めなかったけど、GHSのFAST FRETをつければ何とか、という感じだったのでそのまま使っていくうちに自分に馴染んできました。

人前でベース弾く時は、最近はロック系のサポートなので、そういった現場のサウンドにも合ってるなというのが、エリクサーとの違いのように感じました。(エリクサーはミッド寄り、ダダリオはややドンシャリ)

難点は値段がそこそこすること。エリクサーは寿命が長いからトータルでそんなに高くない、って感じられるけどNYXLはコーティングじゃないので、FAST FRETで騙し騙し延命させて使ってます。

Native Instruments KOMPLETE 13

Kontact 6と、生楽器系音源のバリエーションが欲しくて入手。

ブラックフライデー期間で、SELECTが半額、アップグレードが30%OFFだったので、それらを駆使して買いました。

KontactはDAWで音楽やってたらいつか絶対に必要になるので、という理由で買ったけど、バンドルされてた音源の数が膨大すぎてまだ全然触れてなく、でもいくつか触った中から、Kinetic Toysの音色だけにインスパイアされて作ったのがこれです。

あと、Massive XとBatteryにKontactの生楽器系を総動員させて、こんなのも作りました。

これまで色んな機材やら楽器やら買ってきたけど、最近は出来るだけ使ってる人が多いもの、定番と言われるものを優先的に買うようになってきました。その方がシェアと売り上げが高い=品質にもしっかり投資されていて実績がある、ということだしひいては出回ってる情報も多いからトラブルシューティングに困ることも無くなるので、結果的にいい買い物をしたことになると思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?