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サイバーパンク+忍者+ドラムンベース曲を作った

11/18にEpic Vanguard 6作目のシングル「Synaptic Net Dive」をリリースしました。

コンセプトは「サイバー空間で暗躍する忍者の末裔とセキュリティシステムやエージェントとのバトル曲」をドラムンベースで表現という感じで、存分にサイバーでファンタジーしました。

元々この曲は、24年春M3で頒布されたこなa.k.a.ふくたらうさん主催の 「Magia Electronics」というコンピレーションアルバムへの提供曲でした。(これの8曲目↓)

ドラムンベースのボーカル曲を作ったのは初めてだったんですが我ながらすごく出来が良くて気に入っていたので、Epic Vanguardのオリジナルシングルとしても出したいな〜と思い、最近暇が出来たので作り直してみました。

楽曲のコンセプト

こなさんのコンピは毎回世界設定がとても緻密に作られていて、それに沿った曲を提供する、という形式でやっているんですが、この時の「Magia Electronics」は明確にサイバーパンクinロンドン、というお題があったので、「ロンドン発祥の音楽でサイバーパンクなら、ドラムンベース一択っしょ」と思って作りました。

楽曲のバックストーリーもそれなりにあって、ライナーノーツに載せてもらってます。(これを読んでもらえたら歌詞の意味や背景も伝わると思います)

一言で言うと、「街中の飲食店に偽装して都市のネットワークに潜入し諜報や盗み、暗殺の裏稼業を請け負う忍びの末裔の姉妹」というベッタベタな王道で、だけどサイバーパンクと言われてみんながイメージつきやすい分かりやすさを重視しました。

「シナプティックネットダイブ」というのは、元ネタはFF7の派生作品にダージュオブケルベロスっていうゲームがあって、その作中に出てくる「センシティブネットダイブ」という、ネットワーク空間に意識を接続してデータになって潜入する、という設定があるんですが、(この動画の1:34:38あたりからそれを説明してるシーンがあります↓)

このゲームの北米版ではセンシティブネットダイブではなく「シナプティックネットダイブ(Synaptic Net Dive)」という表現に変わっていたので、そっちの欧米向け表現を拝借してタイトルにしました。

(FF7のそういう雰囲気や世界観が大好きなので、Epic Vanguardの音楽のイメージに対してそのヴィジュアルイメージや世界設定をとても参考にしてる作品の1つです)

コンピバージョンとの違い

BPMや歌部分や基本的なサウンド、アレンジの方向性は同じなんですが、全体的にベース周りを強化したのと、

コンピは「サントラっぽい作品」というコンセプトがあったので1分くらいの長めのインストを挟んで歌に行く、というメドレー形式だったものを、いきなり歌始まりになるように変え、

Epic Vanguardの他の曲とのバランスを考えて、少し入ってた和風な雰囲気をなくした、というところが目立った違いです。

Epic Vanguardはこれまではメロディックダブステップ系の、BPM140くらいでどっしり聴かせる曲が多かったので、こういう、カッキーンと速くて3分くらいですぐ終わって攻撃的な曲があってもいいなあと思ってアレンジしました。

11月18日はEpic Vanguardの日

自分もあまり意識してなかったんですが、初めてEpic Vanguardとして正式に曲をリリースしたのが去年の11/18だったので、「あ、ちょうど1周年じゃん」と思い、このタイミングでリリースしました。

これまでに正式なオリジナル曲としてリリースしたのは6曲なんですが、YouTubeのチャンネル画面を見ると、1曲目のAlpha Ignitionが1年かけて取った再生数を5曲目のEternal Soarが2ヶ月ちょっとで超え、

https://www.youtube.com/@EpicVanguard

今回のSynaptic Net DiveはそのEternal Soarの再生数の約半分を1日で稼ぎそうで、ここ最近右肩上がりで嬉しい限りです。

Epic Vanguardは、イメージとしては「サイバーファンタジーのディズニーランド」みたいにしていきたいと思っており、

つまり、1曲ごとに色んな場面や時代、ストーリーがあって、サイバー要素が強い部分、ファンタジー要素が強い部分と、一見バラバラなように見えるけど全ては「Epic Vanguard」というコンセプトの元に1つの世界、というものを作りたいと思っています。

Synaptic Net Diveでサイバーファンタジーの世界のバリエーションがまた広がったので、さらに新しい世界の一部を近々リリースしていきたいと思っています。

音楽配信はこれまでTunecoreだったのが、今回からDistrokidに変えてみました。決まった日に一斉配信ではないですが、下記ページからぜひ聴いてほしいです!


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