ローマ皇帝に学んで
南米に1年間居住したり、お寺で瞑想修行したり、今はWebマーケティング会社で働いているひろみです。
今日久しぶりに瞑想をしてみた。
たまに書いていることではあるが、僕は数ヶ月前はタイのお寺に行って瞑想修行をしていた。
その時は毎日3〜4時間ほど瞑想をしていたが、人の習慣とは常に風前の灯みたいなもので、環境が変わったと同時にその習慣も無くなっていた。
だが、今回あることをきっかけに再度瞑想を始めた。
ローマ皇帝に学んで
僕は満たされない感覚に陥ると本を読み漁るという癖があるらしい。
木、金仕事をしなかった僕は何かしなければいけない感覚に襲われて本を読み漁っていた。
その時に偶然ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの「自省録」を発見した。
マルクス・アウレリウス・アントニヌスは高校で世界史を学んでいたら誰もが知るローマ皇帝で、とにかくすごいやつなのだ。
哲人皇帝と呼ばれるくらい哲学も愛しており、そんな彼の有名な作品が「自省録」だ。
この本がどんなものなのか全く知らなかったが、以前から興味があり読んでみたかった一冊だ。
早速読んでみるとまず分かったのは、この本は彼が本にしようと思って書いたものではないということだ。
マルクス・アウレリウス・アントニヌスはめちゃめちゃ忙しい皇帝だったから、朝晩に瞑想をする習慣があったそう。
瞑想中にその1日を振り返り、1日の反省をしていた。
それが日記のように書いていある本がこの「自省録」なのだ。
つまり、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの瞑想日記というわけだ。
多忙な中でも必ず瞑想をする時間をとり、そして1日の振り返りを記すという点にとても惹かれた。
と言うのも、彼ほどではないが僕もそれなりに忙しい日々を過ごしており、その忙しさにかまけて何となくで毎日を過ごしている感覚に陥っていた。
今回体調を崩したのも毎日反省をしていれば避けれたのではないかと思う。
そんな時に「自省録」に出会い、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの習慣はとても良いと感じたわけだ。
今日早速瞑想をしてみて、そしてその後にこのnoteを書いている。
マルクス・アウレリウス・アントニヌスと同じように瞑想をしてそれを文字にするという点は、そのまま真似しようと思ったからだ。
まだ1日目だがやってみた感想としては、瞑想自体はとても良いと感じた。
瞑想をしながらその日の出来事を思い出すことができ、かつ心をリラックスした状態に持っていける。
2000年を超えた思わぬ学びだった。