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ZINEを配る旅路N' 名古屋 後編

前回のつづきです。
自作ZINE/フリーペーパー(『津田沼雑貨狂時代』)を、
私の社会人デビューの店『SAI』(文具店)があったPARCOのある町に届けにいくシリーズ第3弾。青春18きっぷ旅、2024年4月6日名古屋レポート後編。
TOUTEN BOOKSTORE→スパゲッティハウスシェフ→暮らしの雑貨店 コネッタの続きその4から…。

その4 中区・美濃忠🕓

ZINEを配る話をしてんだってのに、早々の横道。

■名古屋だって、あんこの都
唐突だが、ライター姜尚美さんを尊敬している。
町レポ・食べ歩きを社会学のレベルまでに落とし込んだ『京都の中華』『あんこの本』など切りこみ方に心酔しておりまして…。
その姜さんの書かれた記事「名古屋の蒸し羊羹は待ってくれない」がずっと頭から離れなかった。

『BRUTUS』2022年2月号掲載
「待ってくれない名古屋の蒸し羊羹」
は『美濃忠』

この記事から二年越しの夢。
名古屋に行くなら”行く”しかない。

■糸を使わないと切れない柔らかさ、日持ちしない『上がり羊羹』
一切れ売りは本店しかないそうだし、
更に販売期間の短い春限定『初かつを』とのW買いも可能ということで、
無理して寄り道。

町中にあって行きやすいロケーション『美濃忠』本店
初かつを&上り羊羹を1切れづつ。

欲張りすぎた結果!
大事な商売道具・配布ZINEの入ったエコバッグを
美濃忠に置いてきて、途中で気づいて取りに戻る始末…あわやの時間ロス⌛

しかもお菓子は鮮度が命ってのに、一日常温のカバンに入れっぱなしの
ダレた羊羹達は、実力を発揮していなかったようにおもう…🍵
欲張り!ダメ!🙅‍♀️の教訓を次回に!

その5 千草区・ON READING🕔

慌ててZINEを取りに戻って向かうは大本命『ON READING』さんです。
名古屋で本屋って言ったら知らぬ人はいない?お店です。

なぜ大本命かと言いますと、ワタクシかつて2018年に自作壁新聞『ガシガシ』を売り込んで取り扱っていただけた由緒ある?書店なのです。
しかも今も文通が続いている友達は、ここで『ガシガシ』を手にとってくれたことが縁なのです。

だのに、この6年間に一度も訪問したことがないままの無礼者。
お礼参り・恩返しに行く…むしろ今回そのための”名古屋旅路N'タビジ”であったはず?!

…ってなわけで念願の初訪問叶いました!
土曜日の夕方でお店は大盛況でしたが
隣のギャラリーのお客さんが帰った隙を狙ってオーナーのお一人黒田杏子さんに直接お礼をすることができました!6年越しだ~。

開口一番のワタクシのセリフは
「しつこくしてスミマセン!」
なぜなら、私は『ガシガシ』を取り扱ってもらったことに気を良くして
その後、ZINEが出来上がる度にしつこくしつこく営業電話をかけていたから!
その節はす、すみませんでしたー!

■恩返しプレゼンとその全貌⏱️
名古屋行きが決まった時から持参することに決めていた
文通友達からの記念すべき手紙第1号を手に取り「"ON READING"で見つけ…」の一文を指して
「こっから文通が続いているんです!」という恩返しプレゼンを開始。
続く最新作『津田沼雑貨狂時代』のプレゼンもぬかりなく遂行。
(今回、ご好意によりお取り扱いいただけることに)。
黒田さんはもともと岐阜のご出身で、岐阜パルコにも話がおよんだ…
というわけで恒例の書き込みタイム📝かきかき( ..)φ

FOR ON READING’ LIMITED EDITION!
岐阜・名古屋パルコにもありました!
はON READINGさんだけ!(大げさ)

黒田さん、突然忙しい時間に押しかけてきて謎のプレゼンを延々とする珍客のハナシにおつきあいくださり大変ありがとうございました!
感謝の念に堪えません…(慇懃無礼とはこのことか?)」

以上2回にわたる名古屋の顛末は、4月上旬のハナシ(はるか昔?)
名古屋の方で誰か読まれた方いますかしら?感想お待ちしております📝

to be continued

ようやく終わりに見せかけた旅路N'シリーズ。
まだまだ話がつづきます?!

なぜならON READINGさんで見つけた”2024年のエアポケットたち”の話をしたいから!
世の中に存在するはずなのに、そこに行くための扉が見つけられなかった…
みたいな読み物たちをご紹介したく…またそこからつながるプチリアル旅
(バーチャル・ネットじゃない現場)もおもしろかったので!

それらは奇しくも本日この後12時🕛~開催の『文学フリーマーケット東京』(過去最大規模)では、どうにも出てこない、見つけてこれないものな気がして…

「今日は『文フリ』行かないで、この文章書くぜ!そこ文フリは私のステージじゃないの!」という『文フリ』への遠回しなアンチテーゼな気もしますが…?!

以上やれやれ…な戯言でしたー!

(はみだし『津田沼雑貨狂時代』#16)


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奥光子∣ガシガシ編集部
表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。

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