はじめてメンクリに行くためのしおり②
こんにちは。
本記事は、前回の「メンクリにはじめて行くためのしおり①」の続編(完)になります。
あえて、下書きに残して①と同じタイミングで投稿させていただきます。
今回は、「はじめてメンクリに行く時に必要なこと」です。
①では、「メンクリの選び方について」書いてみましたので、もしよかったらそちらも読んでいただけますと幸いです。
はじめてメンクリに行く時に…
①メモを準備して持参する
これが何よりも大事だと思います。
メンクリの初診では、30分~1時間をかけて、ありとあらゆることを聞かれます。
生い立ちや家庭環境、仕事や学校のことなど…
そこで、様々なことを聞かれて答えていくうちに、自分の感情、何が話したかったのかが分からなくなってくることもあると思います。
また、初めて会う先生に、これまでの経緯やら何やらを一気に話すのは難しいこともあると思います。
そこで、予めメモ(スマホなどでも)に書いておき、それを先生に見せるだけでも大丈夫です。
「上手く話せるか自信がなくてメモを書いてきたのですが…」と言って見せれば読んでいただけると思います。
例えば、
・症状と経緯(症状が出た時期やその時に環境の変化などが起きていればそれも併せて)
・今の自分の気持ち(感情に波がある場合は今と違う感情のときの気持ちも具体的に)
もちろん、書くのがしんどかったら、そこまで細かく書く必要はないです。
気持ちの面も、思ったまま書いて大丈夫です。
わたしはしんどいとき、「死にたい」「ころせ」「(自分が)きしょい」なども書いてそのまま見せていました。
②先生と受付の第一印象を大事にする
初診では、もちろん初対面となるお医者さんや受付の方と接するすることになります。
場合によっては心理士さんなどともお話することになると思います。
そこで、自分が率直に感じたファーストインプレッションを大事にできればと思います。
初対面となるお医者さんに、初診ですべてを打ち明けるのは難しいかもしれません。
でも、「この人になら話してもいいかもしれない」と思えるかどうかをわたしは大事にしていました。
わたしはもともとHSP気質なのがあることもありましたが、自分が打ち明けた話などに対するお医者さんや心理士さんの反応にはすごく敏感になっていました。
①の記事でも述べた通り、精神疾患の寛解には「治療を継続すること」が重要になります。
だからこそ、自分が今後通院し続けることをイメージしたときに、受付や待合も含めて、「安心できる空間」であるかどうかという感触が大事になってくるのではないかと思います。
そこで「合わない」と率直に感じたら、無理に通い続ける必要はないとわたしは思っています。
ただ、そこで「合わない」と感じたのはあくまでご自身と病院の"相性"なので、ご自身が悪いとか「メンクリに行くべきじゃなかった」とは思わないでいただきたいです。
そして、初診は時間も長いためかなり疲れてしまうかもしれませんが、もし余力があれば、おうちに帰ってから、
・病院やお医者さん、受付等に感じた印象
・初診で話した内容とお医者さんからのお話
・それを受けて今自分自身がどう感じているか
・今後どうしていきたいか
をメモに残しておくといいと思います。
このような内容はわたしは通院し続けてからもちょくちょく残しています。
再診を決めたら…
初診を受けてみて、「ここに通ってみよう」と思ってからも、メモは重要になってきます。
主に、前回の診察からの心境や体調の変化について(気分の波がある方などは、「毎日まめ」というアプリがおすできます。毎日の体調の変化を一言日記と一緒にグラフ化できます。)を随時メモにしておくといいと思います。
またそれを再診のときにお医者さんに見せることもできます。
以上となります。
あくまで個人の経験に基づいたお話のため、参考程度になれば幸いです。
はじめてメンクリに行かれる方、すごく勇気がいるかと思います。不安もあるかと思います。
でも、病院を調べて予約をして、当日になったら身支度をして病院に向かう、それだけで初診はもう満点です。💯
どうかこの記事を読んでくださった方々が心地いい新しい居場所に出会うことができますように。
ここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。
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今日も生きててくださってありがとうございます。