見出し画像

気持ちが落ち込む季節

aoです。

秋は、個人的に一番気持ちが落ち込みやすい季節だなと感じます。
最近も、なんだか無気力になったり、さみしくなったり、揺れ動いてるなぁとぼんやり思うことが多いです。

わたしの思う、秋の落ち込みポイントをまとめておいて、対策を考えようと思います。

気候

これが一番落ち込む原因として大きいです。
夏と比べて日照時間が少なくなって、気温も低くなっていって、家から出たくなくなったり、たくさん寝てしまったり(これらは基本いつもだけれど)。

個人的には、秋、暗く寒くなっていくのがさみしいという気持ちが大きいです。
小さい頃からそうだったのですが、秋=さみしいという思考があります。
一番は、夏のあたたかさがどんどん消えていって、さみしい。夏は気持ちよかった風が、冷たく辛いものに変わって、さみしい。
(近年は夏暑すぎるから風気持ちよくないけど)

紅葉は美しいけれど、落ちた葉っぱもかわいいけれど、そのとき木を見るとガリガリに痩せ細っていて、鮮やかな紅葉から急に色味が無くなって不健康そうで、なんか辛くなります。

太陽の光がさんさんに降り注いでいて体があたためられる感じが好きなので、曇り空が多いとなんだか気持ちも晴れないし、そういう日が続くと外に出てもな〜と思ってしまい、外出が減り。
咲いているお花も少ない。
なんか、暗いと、色がグレーのような、モノクロのような、そんな感じがしませんか。視界が全て暗く感じて、それが楽しくないかもしれません。

そんなこと言って、冬はどうなの?って感じですが、冬は雪が好きなのでそこまで落ち込まないかもしれません。今住んでるところは地元よりも雪が降らないので悲しいけれど。
秋のおかげで寒さに慣れているところもあるのかな。秋は、夏とのギャップの大きさにもやられるのです。

こうして文字にしてみると、HSPだなって感じがします。環境からたくさんのことを受け取って生きているんだな。

落ち込んだ過去

2つ目も、気候のせいも大いにあるのですが、秋に落ち込んだ過去があるのです。

大学生になった最初の年、わたしは実家への帰省を我慢していました。
実家と学校が遠かったので、節約のためにあまり帰りませんでした。当時は我慢という感覚よりも、別に、そのくらい大丈夫という気持ちがありました。ホームシックもありませんでした。

4月に入学してから、次実家に帰ったのは9月下旬だったと思います。
実家で楽しく過ごして、元気がなくなったのはそのあとです。ひとり暮らしの部屋に戻ったら、めちゃくちゃさみしくなりました。
最初は、初めてのひとり暮らし、初めての地元ではない場所で、気を張って、きっとずっと頑張っていたんだと思います。知らないうちに、すごく頑張っていたんだと思います。
実家に帰って、気が抜けて、素直な気持ちが出てきて、さみしい!!ってなった気がします。

天候も、地元よりも晴れが少ない場所で、暗く寒い初めてのひとり暮らしの秋は、なかなかしんどいものでした。純粋に、ひとり暮らしの小さめの部屋ってなんかめちゃくちゃ寒くないですか。寒かったな。
そこから、外に出られなくなったり、部屋で寝ているだけになったり、部屋にいると涙が出たり、シャワーに入れなくなったり、食べなかったり、急に過食したり。
それでも学校には行けていたのですが、だんだんと遅刻が多くなったり、シャワーに入れないまま行ったこともありました。

たぶんうつ症状だったと思うのですが、そのときは病院に行くなんて選択肢がちっとも頭に浮かびませんでした。
誰にもこのことを言わなかったし、平気なふりをしました。なんとか頑張れば外には出られたから。言いたいとか何も考えてなかった気がします。ただただ、毎日外に出るのに必死でした。

症状がよくなったのは、3,4ヶ月くらい経った頃だったかと思います。
そのとき初めて、姉にLINEで話すことができました。こういう風になってた、って。
知り合いもひとりもいないところで初めてのひとり暮らし始めて、頼れる友達も居なくて、そりゃそうなるよね!!頑張ったね!!的なこと言ってくれて、たしかにな〜と思いました。

その出来事があるまでわたしは、知り合いが近くにいることの重要性もなにも感じていなかったし、ひとりで実家を離れて心の拠り所がないことも友達がいないことも、なんでそれが辛いのかわかっていませんでした。
どーん!と飛び出すのが楽しかったので、そこまで考えていなかったのです。人間、別にそもそもひとりじゃんって思ってました。

今は繋がりの大切さを身にしみて感じています。いろんな人がいるだろうけど、この出来事で、わたしは人と繋がっていないと生きていけないということがわかったから。

一番気をつけていることは、定期的に実家に帰ること!わたしにとっては実家はとても心休まる場所です。親がいるというのもそうだけど、実家のことが、場所として純粋に好きなんだと思います。自然豊かなところとか、家の中の空間とか、本当に、なんだろう、静かな図書館のあの空間に居たいと思うように、実家に居ることが心休まるのです。たぶん。

窓から入ってくる風、実家のにおい、聞こえてくる音、光。実家の環境が合っているんですね。だって今思い返しても心地よすぎるもの。
ああいう空間に自分も住めたら幸せだと思います。いや、住んでたんですけどね。大人になってからは、親が建てた、親の家だよなって意識が強いです。

実家ではなくても、自分にとってそういう心地の良い空間があるってすごくすごく幸せなことですね。


対策を考える

過去の話が思ったより長くなりましたが。
秋の落ち込み対策を考えたいと思います。

実家に帰る
特徴:わたしにとってはかなり効果的。
デメリット:そんなに近くないので、簡単にはできない。お金がかかる。

母と電話をする
特徴:実家に帰って一番していることは母と話すことなので、ほぼ実家に帰ったような雰囲気を味わうことができる(?)。楽しい。母のことが人として好きというのは幸せなことだと思う。
デメリット:長電話になる。

わんちゃんお散歩スポットに行く
特徴:めちゃくちゃわんちゃんお散歩しているスポットがある。目の保養。幸せの空間。ありがとう散歩させている飼い主さんたち。触るのは何かあったら怖いのでしない。見るだけで十分な効果である。わたしの好みは大型犬。本当はもふもふして抱きつきたい。自分の散歩にもなる。
デメリット:電車賃がかかる。

あたたかい汁物を飲む
特徴:スープでも味噌汁でも、あたたかい液体を飲むとほっとして落ち着く気がする。
デメリット:めんどくさいときはそれすらもできない(他のこともそうだけど)。

料理をする
特徴:簡単なもので良いので、適当な出来合いのものを食べるのではなく、自分でつくって食べるという行為をすることで、案外満たされることがある。
デメリット:適当に逃げてつくれないときがある。

喫茶店に行く
特徴:喫茶店の雰囲気が好き。あの空間にいると心が満たされる感じがする。心の栄養。好きな喫茶店、見つけたいな。
デメリット:まわりの人が多かったり気になっちゃったりすると、逆に疲れて帰ってくるときがある。

今思いつくのは、こんな感じでした。また落ち込んだときに見返して、できることがあればやってみよう。

以上!少しでも気持ちが晴れて、秋の素敵なところを感じられますように。
ではまた🍂

いいなと思ったら応援しよう!