2018年11月の記事一覧
頂に鎮座するのではなく、その深みに身を投じようとする者。論争に対してこのような者がいるならば、胸を張って白猫本をオススメ出来る。
本書は、勝つための論法ではなく、喧嘩を有意義にするための論考を目指しているから。
実質的には、後者が前者を包摂しているとしても。
良心に従う限りにおいて、不可謬性を持つのではないか
命題の“意味”というのは、純然な単独では成立しないように見える。他の何らかの命題と論理的な関係を持ってはじめて形而上的な意味を持ち、アポステリオリな実態たちと結びつくことで、形而下的な意味を持つようになる。
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論理学入門書まだ書けてなくてすみません、半年くらいかかるかもしれませんが私が過労死とかしない限り必ず書きます。待ちきれない人は各自で適当なの探してください。というか私が書くものより丹治信春先生のタブロー入門書とかの方が内容的にも絶対良いと思います、流儀もほぼ同書に従ってるので。
アバターに時相を扱わせる問題を考えたい。
あらゆる領野を追及した結果には、天国の指示があるという予感がある…というと、普通はおかしな人だと思われるでしょう。
しかし私は、少なくとも論理の先にそれを予感しているし、実は、白猫本から導かれることの一つに天国を示すことがあるんですよ。
「天国」という言葉選びが無用にスピリチュアルなイメージを与えてしまうかもしれないけど、表現が難しいんですよ。端的には、我々がこの世に存在しているということの理由は、どこかに限界があり、その限界を与えるものはこの世界の外側なんです。
逆説的ですが、ある世界を認めるということは、実はその世界の外を認めるということになります。どこかでこの論理の連鎖がストップするとすれば、充足理由の通用しない世界を認めなくてはならない。そこには、可能的世界の全体が包摂されているはずです。続きはまたいずれ。面白いですよ。
意味を関数として定義(換言)するの便利だしやり方も難しくないんだけど、本当にこのような定義が意味を成すのは形而下と有機的に結びついたとき。そのやり方を考えなくては大きな意味はない。
ところで、p3の“概念関数”のもっとも特筆すべきは、差異の体系を関数として形式化することで明瞭に理解できるようになっている点。