【LEGO日記】三方善し
この作品をベースに考えると、「三方善し」という状態を創り出すことが如何に無茶な話かがよくわかる。
「全く違う方向を向いている3人、全員にとって善い状態」なんて、ほとんどメルヘンだ。
そもそも「括ろう」という発想自体おかしいとさえ思えてくる。
ただ、仮にあなたがマネージャーで、どれだけ違和感があろうともこの3人と仕事を成し遂げなければならない場合、文字通り「マネージする(なんとかする)」しかない。
敢えて彼ら全員に共通した弱味を見出すとしたら、「足元が覚束ない」ということだろうか?
全員が、自分だけ根元から迫り出したような位置にいて、誰がいつ落ちても不思議ではないように見える。
では、実際に誰かが落ちたらどうなるのか?
おそらく、バランスを保てずに根元から倒れる。
ということは、彼らにとっての「三方善し」とは、絶妙なバランスでお互い立っていられている状態だということだ。
即ちそれは、今の状態が続くこと。
ならば、マネージャーの仕事は「バランスの維持」で、それを崩しかねないファクターを徹底して排除することだろう。
間違っても、「あるべき姿」に近づけるために、マネージャー自らがバランスを崩すようなことはしてはいけない。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。
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