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日本酒地図を作ろう‼︎〜㊸茨城の巻〜
みなさん、こんにちは。米好き酒好きTKDです。
ようやく夏が終わりが見えてきましたね。動いていないクーラー、長袖になったパジャマ、妻が入れてくれるホットコーヒー。色んなものの装いが、衣替えの時期を迎えています。
ちなみにこの「衣替え」。身の回りだけではなくて、身体の中でも進んでくれそうではないですか?私の場合、夜通しクーラーをつけていなければ眠れなかった頃は毎晩のように咳をして眠りが中断することが多かったのですが、最近それも少なくなってきてよく眠れるようになり、「体調がいい」と感じることが増えてきました。
また、「夏バテで食欲がなかった」という人がいるなら、その原因の一つと言われている「冷たいモノの摂りすぎで、弱った体をさらに冷やしてしまう」というケースが少なくなることで、胃腸の調子が回復し、食欲が増してくることも期待できそうです。
身体の中の衣替えが、見知らぬところで着々と進んでいるならば、いよいよ迎える食欲の秋には、俄然美味しい食事とお酒で過ごせる夜を増やしたいですよね!今日ご紹介する森嶋は、そんなタイミングにこそピッタリのお酒です。
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この石片は、森島酒造さんの「どんな困難をも乗り越えていく、不屈の精神のシンボル」とのこと。
特に、胃腸の調子が上がってきたことで「なんか脂っ気のあるオカズ、久しぶりに食べたいかも。。。」という方にこそ、食卓に迎えてほしい逸品です。この気づきのきっかけになったのがこの日のメニューです。
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「あっさり」と「こってり」がここまで明確に別れたお献立も珍しいと思います。こうなったのもひとえに、「子どもはわかってくれない」とばかりに、妻が諦め混じりに大人の対応をしてくれたおかげです。
大人は2日目も純粋におでんを楽しみたいわけです。昨日よりも格段に汁を吸い込んだおでんダネなんか最ッ高のご馳走ですから。ただ、そんな「無邪気な大人」に前日から付き合わされている子どもは、自分たちの好みのテイストが2日連続で食卓にのぼらないとなった場合、怒り狂う寸前までボルテージが上がってしまうところでした。
そこで肉肉しいおかずを、そして、脂の乗ったおかずを妻が拵えてくれたわけですが、これが結果的に森嶋とピタリとハマりました。
特に、エビとネギのアヒージョ風と鶏肉の香草焼きとの相性抜群!!素材と香辛料のエキスを吸い込んだ脂を、今度は森嶋が吸い込むんです。森嶋そのものが既に持っていた「とろみのある口当たり」がさらに強まり、芳醇な甘味も増し、口の中から胃に落ちるまでの道筋に、ツヤを纏わせながら流れていく。そんな印象でした。
「脂を受け入れられる身体」が整っていない限り、この体感は得られないでしょう。だからこそこれからの季節が森嶋の「飲み頃」なんだと思います。酷暑の苦しさを乗り越えて、徐々に本来の自分を取り戻すことができてきた、そのお祝いに、身体に迎えてみてはいかがでしょうか?
今度飲むときには、「白ワインに合うオカズ」と合わせてみたいです。と言うのも、いつもの自分なら「オカズがアヒージョと鶏肉のソテーなら、お酒は白ワイン」という発想をしていたと思うんです。それがたまたまおでんがあったために森嶋を選んだわけですが、その結果得られたベストマッチング!!だったら今度は逆に、白ワインに合う別のオカズのときに敢えて森嶋をぶつけてみたいと思いました。
と言うことは、早速リピ買いしておかなきゃですね😍
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