日本酒地図を作ろう‼︎ 〜⑬和歌山の巻〜
脂がたっぷりと乗ったブリを、安く仕入れてくれた妻😊
さらには、「ブリ大根にしようと思うんだけど、それだけじゃもったいないから塩焼きにもしよう😏」と言ってくれたので、食卓大いに華やぎました♪
今回は、「黒牛(くろうし)」です。
まずすごいのは、「1杯の満足度」。
「1杯で酒好きの渇望に応えるだけの、力強さと説得力があるお酒」
いつもなら夫婦2人で4合瓶なんか簡単に空けちゃうとこなんですが、今日はその半分くらいでおしまい。それで充分満足出来ちゃいます。この経験は初めてで、新鮮でした
次にすごいのは、「変幻自在ぶり」
「合わせるツマミの味付けによって、味わいが変わること」
ブリ大根はどちらかと言うと甘塩っぱい、濃い目の味付け。こちらと合わせると黒牛は口の中で主張を強めるかのように、風味が増しました。
一方で、ブリの塩焼きはシンプルであっさりした味付け。こちらと合わせると、黒牛は一転して大人しく、スッと喉を通っていきました。これも初めての経験で、不思議な感覚でした。
俳優さんに例えると、役によって自由自在に雰囲気を変えられる「名バイプレイヤー」ってとこですかね。で、たまに主役を食ってしまうように、深い爪痕の残せる人。なんだか、改めて日本酒の奥深さを教えてくれたようなお酒でした。