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最近の読書記録:2024年8月後半

こんにちは。Nyupyです。

8月はお盆で家族と過ごすが多かったので、あまり本を読むことができなかった。読み始めると集中しちゃって2-3時間は自分の世界にこもるので、家族が居ると読み始めるタイミングが計れない。。。
その代わりにお風呂で読書。何度も読んでいるエッセイなどをお風呂で読むのがリラックス♪
初めて読む本だと途中で止められず、5時間も風呂に入っていたことがあるので(途中で水分補給はした)、それからは再読の本だけにしています。

8月中~後半に読んだ本はエッセイが多め。まとまった読書時間が取れないことを察知して無意識に選んでいたのかな?


2024年8月後半に読んだ本

『アンソロジー 舞台!』著:近藤史恵、笹原千波、白尾悠、雛倉さりえ、乾ルカ

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:舞台に魅了された人たちの、苦しくもキラキラした毎日

アンソロジーは新しい推し作家を見つけるきっかけになるので好き♪
今回も初めて読む作家さんが居て、他の本も読んでみたいと思った。
この数か月の間にいくつか舞台を見に行ったので、演じる側とみる側、様々な演劇が書かれているこの本はとても面白かった~

『一橋桐子 (76) の犯罪日記』著:原田ひ香

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:幸せな人生の最後に必要なのは何?

強いタイトルだけど内容は近所に世話好きで礼儀正しいおばあさんの優しいお話だった。
人生の終盤、お金の有無、家族の有無も大きく影響するけど、それだけではなくこれまでの生き様や気持ちの持ち方で幸せになれると、作家は伝えたかったのではないかな。

『そのマンション、終の棲家でいいですか?』著:原田ひ香

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:みんな自分の人生の主役だ。そして他人から見ると脇役で空しいのだ。

このお話に出てくるマンションや人たちはモデルとなりそうな人たちの顔が浮かんでくる。それだけリアリティがあり、其々の人たちが隠したいが隠しきれていない「負の感情や経歴」が透けて見えてくる。
人は自分の言動を矛盾を含みながら正当化して生きているんだなと改めて感じる。

『なんちゃってほっとサンド』著:小川糸

おすすめ度:★★★☆☆
勝手に本の帯コメント:作家のリアルライフ。インスタグラムのような記録。

これまで小川糸さんの小説はいくつか読んできたけど、エッセイは初めて。
小説から抱いていた小川さんの印象と、エッセイで書かれている小川さんにギャップがあり戸惑った。
私には小川糸の小説の方が合っているみたいだ。

『青葉の頃は終わった』著:近藤史恵

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:自分の事は自分も他人も解らない。

私は、大切な人に役割を押し付けていないだろうか?
自分が押し付けられたら嫌なのに。親の決めた枠から逃げてきたのに。
読んでいる途中は非常に苦しかった。
近藤史恵の初期の小説が読みたくなり図書館で借りて読んだ本。アマゾンではkindle版しかないみたい。

『まにまに』著:西加奈子

おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:西加奈子の90%がここにある!ような気がする

ちゃんとオチがあるエッセイを書く、西加奈子が好きだ。
同じ関西人として共感がいっぱいだ。

『女どうしで子供を産むことにしました』著:東小雪、増原裕子
(漫画)すぎやまえみこ

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:家族の在り方に決まりはない

図書館で手に取った本。
家族の形はいろいろあって良いのではないか?
全てが平均的な人なんていないと思う。その人しか持っていない特徴があり、特徴とマイノリティは表裏だと考えている。
そういえば、子供が保育園に行っていた20年以上前、保育園に通う子はシングルファミリーが多くって、「●●ちゃんの家はお父さんが居るんだ!」って聞かれてびっくりしたことを思い出した。保育園の中ではシングルファミリーがメジャーだったことに気づき、自分が常識に捕らわれていることを4歳児に教えてもらった出来事。

『ザ・万字固め』著:万城目学

おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:マキメのコダワリがタップリ

エッセイを読むとその人の表面が見え、小説を読むと無い面が見えるような気がする。
万城目学の表面は拘りが強く好奇心が旺盛で小学生のようだ(ほめている)

2024年8月前半の読書記録はこちらです。
良かったら覗いてみてください。


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