「ジョーカー」藤堂志津子 読書感想
初版 2003年6月 講談社文庫(角川文庫1993年の再販)
なぜ今更こんなのを読む気になったのか・・・。
藤堂さんは青春時代にはまった作家さんの一人。
誰しも青春時代は輝いて思えるのではないか。
遠く離れれば離れるほどに
実際は鬱屈したものもたくさん背負っていたはずなのに
ただただ素晴らしき日々であったかの如く
昔はよかったと回顧するようになる。
そんなジジイになってしまったという事か・・。
いやいや。そこは認めたくない・・・。
僕の青春時代は80年代後半から90年代とい