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食べ物はじまりコレクション

マヨネーズって野菜とめちゃ合うよね。
夕飯のカレーの付け合わせに、コールスローを作りながら思った。ポテトサラダと並んで、マヨネーズを死ぬほどぶち込んでおくと美味しくなる料理の代表である。私はキューピーちゃんがしわくちゃになるくらいチューブを握っておいた。

きっとマヨネーズを最初に作った人は相当野菜が嫌いだったんじゃないかと思って調べたら、なんと肉のソースとして作られたのが最初だった。18世紀にスペインで生まれたらしいが、すごい事したなーと思う。
なんでも海外では生の卵は、みんな大好きサルモネラ属菌の活躍により「食べたら腹痛」の危険なものだと思われていた。ロッキーが生卵を飲み干すトレーニングをするのだが、アレはスーパークレイジーな描写なんだぞ、と雑談好きの先生が言っていたし。ちなみにその先生の顔はもう忘れた。
もしかしたらちゃんと加熱殺菌してたのかも知れないが、油と酢(その時はレモン汁とのこと)に卵を入れて乳化させようなんて思ったものだ。

そんなマヨネーズの歴史に沈んでいたら、こんにゃくもなかなかすごい製法であることを思い出した。
こんにゃく芋を茹でてすり潰して、水と混ぜたモノに石灰水をぶち込むのだ。それで固める。
よくもまあ昔の人はこんにゃく芋を食べたものだ。生のこんにゃく芋にはシュウ酸カルシウムが含まれていて、そのままではとても食べられない。口に入れると痛いはずだ。それに石灰水入れて固まったものが美味いなんて、どうやったらそんな事になったのだろう。
1000年前からそうやって食べていたらしいが、最初に食べた人にインタビューしたいくらいだ。

なんだか取り留めもない話をつらつらとしてしまった。ひとつ思うとなんでも「最初に食べた人」が気になってくる。手軽に検索できるし、私はもう少し食べ物のはじまりという海に沈んでこようと思う。

今回はこの辺で。また。

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