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ダライ・ラマ~希望のことば~シンプルの中にある真実


こんばんは、スターです。

先週、ずっと心を見つめるための本を図書館で借りて読んでいました。

そのうちの一冊。

ダライ・ラマ 希望の言葉

ダライ・ラマの14世言葉とその背景を表す文章。

その言葉の状況やチベットで起きている日常の風景が写真とともに、掲載されていきます。

シンプルだけど、心に響く。

当たり前だけど当たり前じゃない。

素朴で温かい思いやりの心が、そこにありました。

ダライ・ラマの、

祖国が、中国共産党からの迫害を受けても、素朴で朴訥でピュアなチベット国民の心とともにあり続けようと必死にもがいた、国の先導者としての苦悩。

インドに亡命してもなお、毎朝五時間、国民を想って瞑想せずにはいられない、健気で気高い姿。

物質で溢れている世界で生活していると、想像することも、理解することもできない世界のような気がします。

チベットの人たちが受けた迫害や拷問や暴力。
先導者として、民を導いていく中での苦悩と葛藤、苦しみの中での亡命。

彼が紡ぐ言葉の重みが、それを象徴する写真と共に切り取られている書でした。

最後に、修行中の寺院で撮られた、少年僧の笑顔と青空。

その二つに相反するものなどどこにもなく、
突き抜ける青さを持った空と、
外の世界で起きている喧騒など、まったく気にも留めていないような、屈託のない、喜びすら感じる子供の笑顔。


その2つは対比としての強さではなく、

それぞれの力強さが真っ直ぐに表れている写真でした。

ダライラマの祈りは、空を超えて、国民の心に届き続けているんだと思いました。


ありがとうございました✨
合掌。
@スター@

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