C-C-B全曲一言レビュー その１
100曲くらい持ち歌がある中で、
同じような曲が無いと言っても過言では無い
バリエーションが豊富なC-C-Bの楽曲。
それぞれの楽曲の個性を一言でコメントしてみました。
（音楽的な知識が全くないので、超素人的な主観ですが・・。）
どの曲から聴こうか？という方は参考にしてみて下さい。
●Mild Weekend（アルバム）
デビュー時はココナッツ・ボーイズと名乗っていた彼らの
ファーストアルバムはまだまだ荒削りな感じがしますね〜。
田口さんと米川くんがいない影響は大きい。
この頃は「和製ビーチ・ボーイズ」というコンセプトが
しっかりあったので、全体的には夏っぽい感じで統一されてますね。
・ココナッツ・ボーイズのテーマ
山下達郎的美しいアカペラコーラス
・CANDY（シングル）
デビュー曲。可愛らしくて初々しい〜。
・ガール、ガール、ガール
西海岸的〜。
・ゴールド・コーストのクリスマス
のほほんとした南半球的クリスマスソング
・自慢のエイティーン・ガール
渡辺さんがポップで可愛く歌ってるが
親世代にとっては複雑な歌な気がする。
・カレン
関口さんのアップテンポなノリの良い曲
・バイ・バイ・ムーン
夏の終わりに聞くたくなる
・夢のスーパー・ボード（「CANDY」B面）
和製ビーチ・ボーイズ。この曲が全ての始まり。
・オー！！べイビー
「誰が歌っているんだ？」とファンをざわつかせている曲
・浮気なシュガー・ベイブ
出だしの関口さんの声が低すぎる
・サマー・ガール
心地よい潮風が吹いてくるよう
・恋のリング・ア・ディング
ふわふわ笠くん＆渡辺さんの声が若い
・大脱走
全体的にミディアムテンポだが途中ロックンロールな感じも。
●Boy's Life（アルバム）
田口さんと米川くんの参加により、
より音に幅が出てきています。
「ビーチ・ボーイズ」縛りでもなくなってますね。
かまやつひろしさんが絡んだりしてるので、
グループ・サウンズ的にもなってます。
・腰抜けスーパーチャンプ
私的にはちょっと恥ずかしいんだなぁ〜。
コミックソング？的な雰囲気も。
途中のカウントは誰？
・ノー・ノー・ボーイ
スパイダースのカバー。アンニュイな感じ。
・恋のリメンバー
失恋の曲ですが、突き抜けるような爽快感がある。
・雨の金曜日
金曜日が雨だとファンはつい歌ってしまう。
鬱屈した感じの曲。
・ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ
真夏のビーチではしゃぎたくなる。
元気でポップな曲。
・バラ・バラ
ほとんどバラバラしか言ってない。
西ドイツのビートバンド、レインボウズのカバー。
60年代っぽさと80年代当時の新しさの融合。
・ロスト・ヴァケーション
夏の終わりの涼しい風が吹いてくる感じ
・瞳少女（シングル）
詞は秋元康節炸裂、曲はチェッカーズを意識。
同世代でクイズダービー見ていた人は、
「これ知ってる！」と驚くでしょう。
・好きさ…リンダ
渡辺さんと笠くんの甘々ボイスが堪能できます。
・破れたダイアリー
グループ・サウンズ風味。
87年EASTでのサビのベースアレンジは
古さを払拭してると思う。
・シェリー
笠くん作詞作曲ボーカル。透明感すご。
・そして 9月
関口さんがしみじみと歌います。
9月になると思わずファンが口ずさむ曲。
・チリドッグがお気に入り（「瞳少女」B面）
西海岸っぽい軽快さが良い
・ハロー・ハロー
合唱曲のようなしみじみした曲。
笠くんの声が澄み渡る。
●Romanticが止まらない（シングル）
老若男女の心を掴む大ヒット曲。
笠くんボーカルはふわふわした感じから
しっかりした声へレベルアップしている。
●スクール・ガール（シングル）
やや大人しめ。
切なく爽やかな高音のコーラスがきれい。
●すてきなビート（アルバム）
（再販のアルバムを参照してます。リミックスは除外します。）
プロデューサーが筒美京平氏の実弟の渡辺忠孝氏に変わり、
バンド名もC-C-Bに変更。ガラッと売り出し方を変える。
電子的なテクノっぽさや、J-POP感を打ち出し始めます。
楽曲を並べてみると方向性はカオスです。苦笑
・急接近
ダークで都会的。色っぽい。
・スクール・ボーイ
スクール・ガールの男の子版。
関口さんが歌っているので少し音が低い。
・Forever
きれいなアカペラコーラス
・二人のシーズン
これはどうしてもファーストキッチンだなー。
関口さんがカッコ良く歌ってます。
・I SAY， I LOVE YOU（「Romanticが止まらない」B面）
ピコピコ系。ポップでキュート。
・浮気なジル
80年代男性アイドル王道な感じ。
マッチの歌にありそうなアレンジ。
・メモリーなんていらない
関口さんのしっとりバラード
・もっとハートフルに愛して（「スクール・ガール」B面）
アバンギャルドとコミカルのはざま
●Lucky Chance をもう一度（シングル）
マイナー調の哀愁あるメロディが切なさを掻き立てる
●空想KISS（シングル）
ほんわか中華系？
●僕たちNO-NO-NO（アルバム）
（再販のアルバムを参照してます。リミックスは除外します。）
「すてきなビート」と比べると、
精度が上がってきている感じがします。
よりあらゆるテイストを打ち出してきてますね。
よってこのアルバムも方向性はカオスです。笑
・Here Comes The C-C-B
C-C-Bにしては珍しく朝に聴きたい爽やか曲。
コーラスきれいですね〜。
・リスキー・ゲーム
イントロが「ぞうさん」と話題に・・
もったりしてるのかと思えば
途中から都会っぽい洗練された雰囲気に。
・ジェラシー
オーソドックスなバラード。
甘く切なく・・。
・噂のカタカナ・ボーイ
「ジンギスカン」っぽい。
途中のドラムが結構激しい。
・アニメのようなA.B.C
よねちのギターの存在感
・空想Kiss-2
空想Kissの関口さんボーカルバージョン
・ラスト・ステップ
タップダンス入れてきたぞ！
チャールストンですね。
・サーフ・ブレイク（「Lucky Chance をもう一度」B面）
アイドルチックだな〜
・御意見無用、花吹雪（「空想KISS」B面）
「浮気なジル」はマッチっぽいけど、
これは「シブガキ隊」っぽいんだよな〜。
長くなりそうなので続きは分けます。
各曲を深掘りした記事はこちら↓のマガジンをご覧下さい♪