【詩】早期退職は普通だからね

毎日誰かの小さなミスを探しては満足する
他人の良い部分を探せない人達ばかりの職場
3ヶ月で辞めることにした

職場は７人位のシフト制
フリーランスの女性が年配の班長正社員の連絡メモや送信済みのメールの一文字まで読んでは「こうゆう書き方は〜」とかぐちぐち言ってる
時折り廊下まで聞こえる声で罵倒する

他の人にも、毎日のように、それは重箱の隅を突くように、窓のさんを指で触ってチリを見つけるような人
毎日何か見つけて愚痴らないと気が済まない、自分が一番、仕事が出来て偉いんだからな人

でも自分がミスした時は「あ〜ごめんごめん」「〇〇さんよりマシでしょ」と、他人に厳しく自分には甘すぎる

他の人も、今日休んでる人や、一瞬居ない人の悪口陰口を言う
私もトイレから戻ってきた時、何か言われていたのを聞いた
私の姿をみたとたん口をつぐんだ

この前はおじさん同士口喧嘩してた

仕事の段取りや覚えが悪い私は、担当だった人に「昨日言いましたよね！」「覚えてください！」とキレられる

ひとつの工程をやりながら「これストップしてコッチやってください」「この部分は今は覚えなくて大丈夫です」など脱線をよくする

結果、断片的には覚えてる（その画面見た）けど、工程という名の線で繋げない

自分が仕事を覚えられないのもあるが環境がイヤすぎて、帰りは涙しながら駅に行く
知人と職場の話をしたら涙が止まらなくなった
もう心病んでると自覚した

マスクをしてメガネもしている
挨拶以外、私用の話は自分から一切しない
無表情で仕事する
すぐ謝るようにした
自分から率先して仕事はしないようにした
言われた事だけやる事にした
その工程覚えたけど、なんとなく覚えてますという事にした
使えない人になった

毎週末飲みに行って笑っていたお店にも行かなくなっていた

シフトの都合で、少し時間ができたので1ヶ月ぶりに通いのお店に顔を出した
始発まで笑ってた、笑うことができた

そう　これだよ
これが　わたし　だよ

そう思った
試用期間3ヶ月で退職
社長には、内情を伝え（社長は別の建物にいる）この人達とやっていこうと思えないので辞めます

宣言してから１週間経ちましたが、朝の青空も夜空も見れるようになったし、花も綺麗に咲いてると思えるようになった

私は　わたし　を取り戻してきている

そう感じてる
職場の事を考えると「もう無理、嫌だ」と涙が止まらなくなった事は、きっと（適応障害）の始まりだったのではないかと思う

これからまた職場探ししないといけないですが続けていたら心やられていただろう
そう思うと頑張れる

親友、友達、知人、パートナーの笑い顔や笑顔をずっと見ていたいのなら、気づいてあげてほしい

心の変化を