見出し画像

2018.9.5 少女になりたいおじさんたち(内田樹と少女マンガ話②)


今後、「実は私もむかし少女だったんです」ということを続々とカミングアウトするおじさんたちと結託して「元少女おじさん」(EGO=Ex-Girl Ojisan)の会というもの(ネーミングがいいね「エゴの会」)を立ち上げ、フェミニズムの人たちに対して「私たちを『ふつうのおじさん』といっしょにしないで!」と断固たる抗議の声を上げる、というようなことをしてはどうかと思う。(『街場のマンガ論』内田樹、小学館文庫、p79)

昨日に引き続き『街場のマンガ論』の感想です。さて上に引用した発言について皆様方がどう思うかはさておき(ってこの文章書いてる時って一応「日記(つまりはひとりごと)」のテイを装いつつも結局「皆様」とか書いちゃうあたりが面白いですね、ほんとに平安時代の日記のよーである)、私にとってはこの文章、けっこう、わりと、だいぶ、衝撃的だった。

そうか、内田樹のような「おじさん」は、自らの中に「少女性」というものがあることを認識し、そのうえで「ふつうのおじさんとは一緒にされたくない」という自意識があり、そのうえに「フェミニズムの人たちへ講義したい意識」が成り立っており、そしてその源泉は「自らの中の少女性」なのか……(ってぐるぐるメビウス方式な言い方でわかりにくいけど)!!! と。

ええと、わかりますかね。

ここから先は

2,718字
この記事のみ ¥ 200
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

いつもありがとうございます。たくさん本を読んでたくさんいい文章をお届けできるよう精進します!