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パリオリンピックの感想

もうすぐパラリンピックも始まりますが、その前に

パリオリンピックの感想を記載したいと思います。

ものすごく主観の入った内容になります笑


時系列で

開会式

今迄(1984年ロス以降)で一番良かった!! 時代的に選手の生配信も見れたから、船上で待っている表情も見れたし

男女バレーボール:
自分の職業柄(中学校のバレーボールコーチ)気になる種目

日本に関してはオリンピック前のVNLがうまくいきすぎていたから少し心配してた。けど男女共メダルだったらすごい嬉しいと思っていた。
結果は心配が当たってしまった感じだったけど、選手にはありがとうだけだった。

日本以外で

ケニア女子バレーボールチーム
監督、コーチ、キャプテンが友達、今回のコーチは友達であり、ケニアでバレーボールコーチしていた時の教え子でもあるから応援に熱が入った!!
開会式でキャプテンが国旗持っていて興奮して連絡してしまった笑

ドミニカ共和国女子バレーボールチーム
岡山市で事前キャンプをした際に通訳をした関係で選手達と仲良くなったので、こちらも応援に熱が入った。チームには春高優勝のタピアもいたのでそれもあってめっちゃ応援してた

バレーボールはどの試合も良い内容が多くて楽しかった。

次は柔道。

柔道はミャンマー時代から好きになった種目で。
ミャンマー時代に当時の井上康生監督や秋元啓之先生とご一緒した事もあり。秋元先生の奥様はバレーボール選手だし。
で、まず阿部詩選手の試合後の号泣は一緒に号泣してしまった。
どれだけしんどい練習を継続してきたか。そりゃそーなるよ、と。
その後のお兄さんの優勝後の少し表情が緩んだ所もなんか人間ぽくて良かったし。全体通して柔道も力入る試合が多かった。
団体戦の電子ルーレットは不正がどうって事より…それより、リネール選手が出てくるって段階で、なんか斎藤選手は負けるだろうって空気だったのが、それは違うんじゃないかな?って思ってた。
もう一つ、阿部詩選手の試合後の号泣について、賛否があったらしい。礼儀がどうとか。いやいや、ああなる程の努力をしてみろ、と言いたい。

体操

オリンピック最終選考を兼ねたNHK杯に教え子が出場するので、応援かねて高崎アリーナへ行った。教え子は惜しくも3位でオリンピック出場は叶わなかったけど、サポートメンバーでフランスには行ったみたいだった。
今回男子団体、個人総合等で活躍した岡君は岡山出身なのでとても親近感。というか、岡山ジュニア出身だし。おめでとう!!
女子は試合前に選手が一人出場辞退という状況になって、これも賛否があった。厳しすぎるとか、当然だとか。
私の感想は、20歳前の飲酒・喫煙はそもそも法律違反なのだから仕方ない。成人が18歳からなのに、という論争はいいけど、そうであれば法律が変わってからそうすれば良いだけの話だと思う。海外ではマリファナは合法なのに日本でマリファナをすると非合法で捕まる、という発想と似ている。
そして、国を背負っているという事の誇り、重要さ、これらを考えると当然の処置だったと思う。
それでも女子も団体で失敗はあれど精一杯頑張ったと思うし、彼女達の演技後の笑顔に癒された。

水泳とバドミントン
男子100m自由形と女子バドミントンにミャンマーの選手が出場した。
精一杯頑張ったのだと思うし、水泳の選手は私が指導に入ったスポーツ学校の出身なので、真剣に応援した。
東京オリンピックの時はミャンマーの選手は開会式に出なかったのだが、今回は開会式に参加していたので、それだけでも良かったな、と思った。
ミャンマー国内の状況が変わったわけではないのだが、それでもバドミントンの選手は東京の開会式不参加だったのがパリでは参加したので、少しは気持ちにプラスな変化があったのかな、とホッとした。

サッカー
男子サッカーのオフサイド判定。VARのなせるわざなのだが、それでもあれはゴールにしてほしかった。足が出ている事は解説の人が見ても確かに出てますけどね、という事なのだが…。

自転車
競輪をするので ※言い訳ではないですが、大きい大会だけしか観ないし、賭けるというより楽しむ感覚で、1レース¥100や賭けない時も良くある感じです笑
選手達をすごく応援していました。特に女子競輪の太田りゆ選手のファンで。佐藤水菜選手もすごいのですが。
男子も良かったですねー。あのスピードは興奮します。

スケートボード
堀米選手のラストラン、私は成功するって跳ぶ前に思いました。入り方がとても力が良い感じに抜けていて、集中できている様に観えたからです。
そしてトリック成功!!の後。
あの瞬間がこのパリオリンピックの最高のシーンだと感じています。
女子の選手達もすごいですね。競技の特徴なのか、10代のスケーターが多くてすごいな、と感じました。

タイムリーに観戦出来たのはこの位です。

後半戦は少し疲れが出て(時差があったので寝不足で…)観たい、と思いながら寝落ち…が何日かあって…。

ダイジェストで観て、陸上の各種目、ボクシング、レスリング、フェンシング、バスケ等も良かったです。

そして

オリンピック終了後すぐに平塚競輪場で行われたオールスター競輪G1に
なんとオリンピアンが出場するというので、急遽観戦に行ってきました。

太田りゆ選手、佐藤水菜選手、太田海也選手等が出場し、ただただありがとうと感謝でした。

多分、オリンピアンの中で一番早く帰国後の公式戦を行ったのが競輪選手だと思います。休みなく…。これからも応援しています。


さて、感想はここまでで、最後に、パリオリンピックの賛否両論について
私の見解をお話したいと思います。

オリンピックが成功かどうか、それは誰にとって成功かどうかによる、と思います。
オリンピアンにとっては試合が一番だと思うし、どれだけ努力していても負けたら悔いは多かれ少なかれあるはずです。
オリンピアンが会場や宿泊所に対してクレームを言う事はあって良いと思います。
それをネタにワイドショーや週刊誌が取り上げるのは違うと思います。
さらに何も努力もしていない人が努力をした人を批判する事も違うと思います。
トライアスロンの川の汚染がどう、というのは、選手からのクレームは受ければ良いし、それによって川の水質検査等を再検査するなどすれば良いでしょう。

私は頑張っている人の悪口を言う事が非常に嫌いです。
オリンピックだけではないですが、最近はSNSで誰かの行動に対して批判・批評する人が非常に多く感じます。自分発信ではなく他人の行動を評論家のように批判する感じ。すごく苦手です。
苦手なのでテレビのワイドショーも観ないし、週刊誌も観ないし、SNSもそういう感じのものが流れてきたらすぐにとばすようにしています。

私は今後もずっと、ただただスポーツを頑張っている人を応援していきたいと思っていますし、スポーツだけでなく頑張っている教え子を応援していきます。

最後に少し最近感じている事を書きましたが、あくまでオリンピックの感想が書きたかった事になります。

次はロスオリンピック。

私がオリンピックを初めて観たのが1984年のロスオリンピックです。
ソウルからアテネまではただ4年に1回観るだけのスポーツの祭典でした。
しかし北京からオリンピックが少し身近になっていきました。
例えば北京オリンピックにアフリカ代表で出場したアルジェリア女子バレーボールチーム。彼女達にはアフリカンカップ決勝でケニア代表との試合の際に会場で会いましたし、男子体操はNHK杯が岡山で行われ、代表選手が
ロイター板の後ろにサインを書いてくれ、さらに、帰国後、当時働いていた会社、コナミスポーツクラブまで銀メダルを見せに来てくれました。おかげで北京オリンピック銀メダルを実際に持つ事が出来ました。
その後は主に体操で、コナミスポーツ所属の選手が体操の代表で出場しいていましたし、水泳の代表になった選手もいました。
東京ではケニア女子バレーボール代表の監督が友達で、選手の中に数人教え子がいました。
又、東京の時は自分がミャンマー代表のフィジカルコーチでオリンピック村に入る「予定」でした。当時の状況でそれは予定で終わったのですが…。
更に東京オリンピックのマラウィ柔道代表のコーチは私がミャンマーに赴任する前の訓練所で同期だった日本人でしたし。

何か、オリンピックというものが観るものから自分の知り合いが参加する、より身近なものになっていきました。

私と出会った生徒、コーチ、仲間、友達が幸せになっていくように応援
していきます。

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