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オリジナル小説同人誌はどこで一番動くのか2~立地を考える編

 つい20日ほど前に書いたばかりですが、先日の関西コミティアを踏まえてちょっとこれは早めに書かないと大事故が起きるのでは?! と思いましたので、改めてイベント開催場所も考えて分析してみたいと思います。


まずは各イベントでの販売冊数について

※末尾に★がついているのは新刊を出したイベント
※CC=COMICCITYの略

 なお今回も売上金額は、本の単価が異なるため比較はしません。

グラフからわかること

 イベント規模的には九州コミティア・CC福岡の創作ブースの2倍あるのに大変寂しい結果になっているのが、今回の関西コミティアでございます。正直、1か月前からこまめに宣伝もしていました(おそらく今までで一番宣伝した!)のにこの結果は正直しんどいです。もう少し手応えあると思っていたんですけどね。
 というミスマッチがどうして生まれたのかを考えてみたいともいます。

なぜ販売冊数が伸びなかったのか?

 ちゃんと新刊も出した……!!あの280Pもある本出すの、大変なんだぞ!!という本音はあるにせよ、そもそも関西初のイベントのため、知り合いはゼロというディスアドバンテージがあるのかもしれません。いや東京も福岡も去年が初参加やったろ……とは思うものの、一応福岡は馴染みある土地ですし、東京はそもそも規模が大きいので、目当ての別サークルさんに行くついでに来てくださる方も多かったのかも。
 今回の関西はたまたまなのか、継続的にこんな感じなのか。そのあたりがわからないので、今回の理由を以下にしぼってみました。
 ①土地柄小説を買う人が少ない
 ②立地
 ③フォロワーさん・リピーターさんが関西近隣に住んでいない
 でしょうか。いや、あれだけ新・古問わず本が充実している京都で①はないでしょう!文学フリマ京都・大阪なんて近いところで実施してるの関西だけですよ!!!!!!!!!と自分で自分を論破してしまったので①はナシ。③についてもそれはしゃーないやろ、と思うしかない。ということはもしや②立地では?!という結論に至りましたので、今回の記事のタイトルにある通り、立地を考慮してみることにしました。

イベントの立地条件を並べてみる

電車で比較してみます。最寄り駅から歩き何分必要かを比べて見るのがいいだろうとあたりをつけます。

東京:東京ビッグサイト

りんかい線 国際展示場駅 から 徒歩7分
ゆりかもめ 東京ビッグサイト駅 から 徒歩3分
他直通バスなど→ https://www.bigsight.jp/visitor/access/

大阪:インテックス大阪

大阪メトロ中央線 コスモスクエア駅 から 徒歩9分
大阪メトロ南港ポートタウン線 トレードセンター前駅 から 徒歩8分
大阪メトロ南港ポートタウン線 中ふ頭駅 から 徒歩5分
他→ https://www.intex-osaka.com/jp/access/

京都:京都パルスプラザ

京都市営地下鉄烏丸線 竹田駅 から 徒歩15分
他→ http://www.pulseplaza.jp/access_jp.html

福岡:西日本展示場

JR線 小倉駅 から 徒歩5分
他アクセスはこちら→ https://hello-kitakyushu.or.jp/access/

福岡:マリンメッセ

福岡市営地下鉄 呉服町駅 から 徒歩15分
他→ https://www.marinemesse.or.jp/messe/access/

立地を比較してみよう!

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