【3-7】小さなお菓子に幸せを込めて「幸神堂」[日の出町]
みなさん、こんばんは。
かわばたです。
今回ご紹介するのは、日の出町の和菓子屋といったらここ!
幸神堂(こうしんどう)
です。
定番の和菓子や日の出町にちなんだユニークなお菓子など…
甘党の方、必見です!
■幸神堂とは
日の出町の真ん中下部に位置する大久野地域にある和菓子屋さんです。
「幸神堂」という大きな木彫りの看板が目印です。
日の出に住む方は、「ちょっと友達にお土産を」となった時などに幸神堂さんを使うそうです。私も先日、日の出の知人がみたらし団子を買ってきてくれて、美味しくいただきました。
平日は地元の方で、休日はツーリングやドライブの方でにぎわうそうです。
以前紹介した「つるつる温泉」で疲れを癒した後、帰りがけにちょっと寄り道なんてのもいいですね。
ちなみに、幸神(こうしん)堂さんの近くには「幸神(さちがみ)神社」という神社がある「幸神(さちがみ)」という地域もあります。
同じ漢字でも、どう読むかによってだいぶ雰囲気が違ってきますね。
いずれにしろ、「幸神」とはなんともハッピーな地名です!
■自慢のあんこを楽しみたい。
幸神堂さんは北海道十勝地方の小豆を100%使用して、自家製あんをつくっています。市販のあんこのようなガツンとくる強い甘さではなく、ほどよい甘さが魅力です。
あんこを使用した和菓子でおすすめは、なんと言っても「山荘最中」!
栗が丸ごと入ったあんこたっぷりの最中です。自家製のあんこと栗、そして最中のサクッと感がたまりません。緑茶片手に和室で楽しみたい一品です。
ちなみに、この最中は「山荘」の形につくられています。これは昭和58年に行われた日米首脳会談、通称「ロン・ヤス会談」を記念して作られ、会談の行われた「日の出山荘」という古民家をかたどっているとのことです。
日の出山荘は一般公開されているので、「山荘最中」片手に訪れてみてください。
※緊急事態宣言等により休館している場合があります。あらかじめご確認ください。
■おすすめは和菓子だけではありません。
幸神堂さんは和菓子屋ですが、実は欧風のお菓子も扱っています。
これは、
かつて日米首脳会議が行われた、
国際色豊かな日の出町に相応しい品ぞろえを!
ということのようです。
地域密着な感じがステキですね。
欧風菓子でおすすめは、「ちょっとみちくさ」という最中をつかったサブレです。
下の部分が最中の皮で、その中にザクザクのサブレ生地が入っています。
写真はくるみ味ですが、くるみの風味とざくざくサブレがなんとも美味しかったです。これはコーヒーが欲しくなる味。
ゴマ味やアーモンド味もあるので、次はチャレンジしてみたいです。
そして、もう一品どうしても紹介したいのが、和菓子屋のパウンドケーキです!
今回初めて見つけて食べてみたのですが、これがまあうまいこと!
クリームチーズと日の出特産のブルーベリーが入ったパウンドケーキで、しっとり甘いパウンド生地とブルーベリーの酸味がベストマッチ。
これが俗に言う「マリアージュ」!!?(笑)
正直、当初の想定ではどの「和菓子」おすすめしようかな~と考えていたのですが、完全に覆りましたね。
季節ものらしいので、見つけたらラッキーと思って食べてみてください。
■アクセス
日の出町の中央部、大久野地域にあります。
電車の場合は、JR五日市線の「武蔵五日市駅」下車、路線バスに乗り西東京バス「多摩聖地霊園前[萱窪]」バス停から徒歩3分くらいです。
駐車場は通り沿いにありますが、ちょっと狭いので注意です。
■まとめ
和菓子も洋菓子も楽しめる菓子処「幸神堂」
地域に根差した、ユニークなお菓子がたくさんありました。これからもどんなお菓子が生まれてくるか楽しみです。
※日の出町でお土産を買う時は、「大多摩うまいもの館」もおすすめです。あわせてご利用ください!
次回の探してみNut-s!は…
「平成生まれ、日の出町を見守る慈しみの巨躰」
をご紹介。
どこだかわかりますかね?
お楽しみに~
「幸神堂」
営業時間:8:30~18:00(しばらくの間)
定休日:月曜日
℡:042-597-0265
東京都西多摩郡日の出町大久野1177
【参考資料】
・幸神堂ホームページ
・日の出町公式ホームページ