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noteでマネタイズすることの正当性の主張

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 僕は基本的に貧乏なのでお金があったほうが生存率が上がり、富野由悠季作品や出崎統作品や幾原邦彦作品についてうだうだと書くブログの継続率が上がる。時間ができれば大学時代から17年も書いたり止めたりしている小説も書けるかもしれない。

 それで、通っている鍼灸院の先生が鍼師になる前は編集者だったので、ブログをもっとマネタイズするべきだとマッサージを受けながら説かれた。

(自律神経失調や鬱にも鍼は効く。ガンダムの富野由悠季監督も鬱の時に通っていた)

 なので、このnoteはカネ目当てです。でも、自分なりに金を取る正当性みたいなのを考えた。まずTwitterで冒頭のアンケートを取った。

 その結果、「今まではてなブログに掲載していたような、特に取材や実験などを厳密にしてはいないアニメの考察」がいいという意見が大半を占めた。

 たとえば、である。下に提示する記事のインタビュアーの前Qさんは僕と同い年なのである。しかし、遥かにしっかりしていて事前に勉強しているし敬語も使えているし文章もまとめられているし、何より社会人として商業媒体に信頼されている編集者ライターだ。

札幌に戻ったら「最強」とか考えなくなった――炎の漫画家・島本和彦さん【ここから生み出す私たち】
創作しながら暮らす場所として、あえて「東京」以外の場所を選んだクリエイターたち。その土地は彼・彼女らにとってどんな場所で、どのように作品とかかわってきたのでしょうか? クリエイター自身が「場所」と「創作」の関係について語る企画「ここから生み出す私たち」をお届けします。

 こういうちゃんとした文筆業は僕には向いていないのである。僕は所詮チンピラのオタクで、初見のインスピレーションだけでアニメの考察をするような、何の裏打ちもない、勘だけで生きているアニメ海賊だ。一応はてなブログの読者登録数は600人程度あるけど、note界で通用するかはわからない。

 読者も僕のそういう本能で書いているような文章を期待しているので、ちゃんと取材したり、noteで割と人気のコンテンツである毒親とのいざこざエッセイよりも、今まで17年間積み重ねてきたブログのようなアニメの感想を期待しているというのが、投票結果だろう。(小説は自分が書きたいだけなので、時間が有れば勝手に書きます)


 しかし、今までブログを無料で公開していたのに、同じような記事で金を取るのはいかがなものか?ということも考えた。

 かと言って同時に同じ内容の記事をはてなブログでは無料公開し、こちらでは有料にするというのも外道であろう。

 ブログでは長文を書き、noteでは生活エッセイを書くという人もいるが、僕の生活は精神障害者の苦しみなのでTwitterの裏アカウントに書いて月に2回精神科にプリントアウトして提出するような神尾観鈴ちんのようなたぐいのものであり、あまり人様に有料でお出しできるものではない。

 はてなブログでもアマゾン欲しい物リストを公開して、noteのサポート機能のようなことをしていたのだが。


アクセス解析という武器

 で、他の人のnoteをいくつか読んでみたのだが、まあ、noteははてなブログに比べるとさっぱりしているし、実用的である。印象論だが。

 というわけで、はてなブログで人気のあった記事を再発掘してnoteに載せることにした。

 ホームグラウンドであるはてなブログで、現在は劇場版Gのレコンギスタの考察をやろうとして絵コンテを読み込んだりしてなかなか進んでいない。そのうえでnote用の記事を同時並行で書けるほど器用ではない。

 はてなブログで公開している記事を載せて金を取るのは倫理的な疑問点があるだろう。

 しかし、聞いてほしい。


 はてなブログのはてなブックマークや炎上やスマートニュース砲でアクセスが短期的に伸びる記事と、長期的に読みつがれている記事は違う。

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 時流に乗って、はてなブックマークで200とか300とかが付いて炎上したりコメントでボロクソに言われたり、逆に褒められたりしてめっちゃアクセスが伸びた記事もある。(それが昨日アップした天気の子の記事などだ)


 しかし、あまりはてなブックマークが付かず、人気記事のランキングにも入っていないのに、アクセス解析をすると長期的に読者が流入していて読みつがれている記事というものが、確かにある。(それが昨日アップした、もう一つの記事であるノイタミナの「C」の記事である)


 僕のブログは一応、ブラウザ版では人気アクセス記事も自動で表示される機能をつけているが、最近はスマートフォンから読んでくださる読者が多いので、スマホの人は過去の人気記事はわからないだろう。17年もブログやってるし。僕のブログを追っている人ほど、最新か最近の記事ばかりが読まれているような気がする。


 そういうことを踏まえると、時間経過に耐えて読みつがれている記事を再発掘して、多少読みやすく整理して、noteでお出しする、というのはある程度の正当性があるのではないかと思ったのだ。

 その際の再発掘の手間賃としてチョロっと金をもらってもいいんじゃあないかなって。本当は一記事を10円くらいで売りたいのだが、noteの下限が100円なので僕のせいではない。


 ブログがライブだとしたら、noteはベスト版か往年のヒットパレードか、というようなものだ。そういう方針で行かせてもらう!

 ちなみに、どの記事をお出しするかは気まぐれです。時系列の順番とかはあんまり気にしないです。

 なにかの企画があれば乗っかるかもしれないけど、まあ、そんな感じでボチボチやっていきます。お金はほしいです。

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