【詩】「厳冬一顧」
暮れゆく冬空は
東に月を擁し
清らかに澄む
西の雲は柔らかく
暖かそうな桃色で
入日の後髪を引く
藍色の頭上には大粒の
一番星が
絶景に預かれるのは
私だけではあるまいが
遠くの人々も
しばし足を止め
空を仰ぎますように
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暮れゆく冬空は
東に月を擁し
清らかに澄む
西の雲は柔らかく
暖かそうな桃色で
入日の後髪を引く
藍色の頭上には大粒の
一番星が
絶景に預かれるのは
私だけではあるまいが
遠くの人々も
しばし足を止め
空を仰ぎますように