マガジンのカバー画像

悟塔雛樹の!!「つれづれなる松葉ガニ」

385
ファミコンと翻訳関係のものを除く、エッセイ一般をこちらにまとめました。表題には深い意味が……ありません。写真と動画もあるよ!
運営しているクリエイター

2024年10月の記事一覧

単位の件は置いておいて、放送大学の『人文地理学からみる世界』を学習中。身につきますように。

歩道では歩行者の通行が優先だが、自転車と歩行者が歩道で向き合った場合も大抵、歩行者が道を譲ると思う(自転車側がベルを鳴らすことも)。また歩道が狭く、バス停などで人が集まっている所でも降りようとしない人がほとんど。自転車道が無いからだが、時に危険なことが「常識」化しているような。

先日、歯医者に行った。とても良い先生だが、それでもこちらが緊張する日もある。一度、虫歯の治療中にハチャトゥリアンの「剣の舞」が聞こえて来た。口の中でドリルが回転している状況。えーと、歯医者で流してはイカンBGMでは…。ひと言「しんどい曲です」とお伝えした次第。

「ゴレンジャー」のお面

四十年以上前、父と近所の夏祭りに行った。お盆で、公民館の敷地が会場だった。いくつも夜店があって、市民たちはグラウンドに設えられた櫓の周りで盆踊りを始めていた。当時「あとの祭り」などということわざを、筆者が知っていたかどうか。 幼少期の私は、よく女の子に間違えられていた。それでも筆者が好きなのは男の子向けとされる少年マンガや戦隊もので、特に当時流行りの「秘密戦隊ゴレンジャー」は、大のお気に入りだった。 説明しておこう。この番組は石ノ森章太郎原作の実写特撮もので、悪の怪人をゴ

無意識に、特定の相手にハラスメントを繰り返す人がいる。相手の反応を確かめる強迫行動であり、実は甘えているのだ。不安定な人に多いが、簡単に虐待に発展するため被害者は逃げるべき。子供が関心のある異性に「ちょっかい」を出すのと同じ心理である。幼少期から家庭でも学校でも、よくあった話。

光の逆が闇であり、闇の逆が光だとする。光と闇が乖離すると、それぞれの力が却って強くなってしまう。個人の内面のレベルでは、無意識の闇を自覚することだと思う。社会のレベルでは、「界面活性剤」のような役割の人間が必要かも。そういう倫理観で生きている芸能人も、いらっしゃるのかもしれない。

投影は自我の防衛機制の一つだが、対人関係そのものでもある。友人だろうと親子や恋人だろうと、人間は必ず相手に何かを投影している。自分が相手に何を投影しているかを少しでも自覚し、できるだけ相手を客観的に捉えようとする試みを「投影の引き戻し」と呼ぶ。離別を含めて、関係改善に繋がりうる。

今日はスマホを十分に充電しないまま、外出した。モバイルバッテリーを持っていたから、大丈夫だろうと高を括っていたのだ。だが、モバイルバッテリーを充電し忘れていた。2つとも、ただの重いカタマリ(泣)。あと1パーセント…。

『星の王子さま』私見:2つの主要研究を繋ぐキーワード「主動性」について

はじめに アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』は、有名な文学作品である。描写の美しさが、日本では特に肯定的に評価されているようだ。一方で筆者を含め、「分かりにくい話」という感想もよく聞く。確かに、ミステリアスな話ではないだろうか。本稿ではその謎に少しでも迫るべく、これまでに『星の王子さま』について為された二つの主な研究を概観し、その共通項について述べたい。ここには筆者自身の人生も、深く関わっている。筆者は正に「当事者」なのだ。 『星の王子さま』にまつわる二

+2

模写「悪魔くん」より①

映画「シュガーラッシュ」を久々に視聴。競争による「成功」に、疑問を投げかけている筋書きと受け止めた。女の子たちを競争させているのは、競争マニアの男性キャラだし。監督がエンディングに日本の女子アイドルを起用したのは、やっぱり皮肉なんじゃないかなあ。だとしたら、相当狙っていますよね。

最近、放送大学の学割が認証されたのでアプリで音楽を聴いている。いろいろなジャンルを聴くが、改めて思ったこと。中川翔子さんは、本当に歌がお上手だなあ‼︎

人間ならPTSDになるような状況を、動物は動作で解除できるらしい。身体をブルブル震わせるのだ。テレビゲームの『ミッキーのマジカルアドベンチャー』では、主人公ミッキーが敵に触れてダメージを受けると、次に身体を震わせ体勢を立て直している描写がある。動物に普遍的な動きを再現したものだ。

心理的境界と免疫について

岡田尊司『愛着障害と複雑性PTSD』(SB新書)を読了して思ったことを書いておこうと思う。 本書によれば、いわゆる愛着トラウマを抱えたり複雑性PTSDを発症する方は自他の心理的境界が弱く、「自分は自分、他人は他人」という発想が出てきにくいとのこと。そうした方々には身体の免疫が弱かったり、自己免疫疾患を発症する傾向も強いようだ。筆者はこの心理的境界と、免疫の問題はどこかリンクしているのではないかと思ったのである。 ※「自己免疫疾患」とは・・・自分を守るための免疫が、却って自