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悟塔雛樹の!!「つれづれなる松葉ガニ」

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ファミコンと翻訳関係のものを除く、エッセイ一般をこちらにまとめました。表題には深い意味が……ありません。写真と動画もあるよ!
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2023年9月の記事一覧

本日、4,000円の災害対策リュックを購入。まあ、安心料かな? あれば命が助かる場合もあるから、いい買い物かも?

レトロフリークというゲーム機は、11種類の家庭用ゲームを合法的にインストールできる優れもの。ただこの所ファミコンの読み込みが悪くなってきたので、修理に出そうと思う。サポートは終了しているが、有償でも直るといいなあ。

エプロンを頂戴したので、着けてみました。ありがとうございます!

ジャック・ラカンの提唱した「鏡像段階」という概念が興味深い。幼い頃、鏡に映る自分が想像したものと違って驚いた記憶もある。そういえば中学生のとき、鏡にまつわる詩を書いて褒められたなあ。ラカンによると鏡像は客観的なものでなく幻想だが、きわめて大切なイメージなのだとか。奥が深いですね。

こんな私にも大変ささやかながら、人様のお役に立てる可能性が出てきた。10月中にはご報告できるかもしれない。これまでの努力も若干は報われる。うまくいきますように。note 投稿も、一区切りできると思う。

いろいろな面から、生活見直し中。やることは多いが、少しずつ。

ドゥルーズに興味がわいた話

ドゥルーズという哲学者がいる。『アンチ・オィディプス』や『千のプラトー』などで有名な人だが、かつて書店で立ち読みして以来、難解そうだと敬遠していた。知人が読んでいるという話を聞いても、「もの好きだなあ」としか思わなかったものだ。 しかし最近のこと、フロイトやラカンの思想に得心・感心させられる出来事があった。その流れでドゥルーズの解説動画を発見(以下にリンクを貼ります)。思っていたより分かりやすいぞ⁈ となった次第。 かなり噛み砕いた解説に感謝。いまハマりつつある構造主義だ

書籍も含め、最近は不要なものを断捨離している。先日iTunesに蓄えていた曲のうち、何年も聴いていないものを思い切って幾つか削除した。もともと整理整頓好きなので、随分とスッキリ。もっと早くやっても良かったかな?

水木しげる先生が名作『悪魔くん』シリーズを生み出したように、怒りを創作に変換せねばならない。(「生産性」という言葉は嫌いだが)負のパワーを推進力として利用するのだ。たとえ他の人のためにならずとも、少なくとも自分にとっては意味のある活動になるはずである。せっかく生き延びたのだから。

いまさらだが、妙なことに気がついた。ウチの両親と祖父母だが、主張していた言説と取っていた新聞のイデオロギーとが全く噛み合っていなかったのだ。関西風のツッコミを入れると「どないやねん」である。まさかと思うが、全員何も理解していなかったのではあるまいか。近親者としては大きな謎である。

過去に周囲の影響で不幸にされたことは事実である。だがそこから何とか抜け出して、遅まきながら自らの足で歩んでいる自分を肯定したい。過去のことは、いずれ文章化できればと思う。小説より奇なることも、多少あるかと思われる。主体的に生きることは今の世、多くの人にとって難しいのだろう。

言葉を字義通りに受け止める人は一定数いるが、幼少期に養育者からのダブルバインドに晒された人に多くはないか。つまり場の文脈に裏切られ続け、文脈を読むことが失敗体験として積み上がっているのだ。そのような場合に文脈に頼らずテキストのみに頼るのは必然だ。基本、裏切っては来ないからである。

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阪神タイガース優勝‼︎

ピュンマ(008)と「水」の心理学

はじめに ピュンマ(008)とは、石ノ森章太郎原作のSFマンガ『サイボーグ009』に登場するキャラクターである。本作はたびたびアニメ化されており、筆者は昭和版アニメを秋田書店刊行のコミックスと共に親しんだほか、平成版アニメも視聴した。今回はピュンマの能力の特色に注目し、石ノ森がなぜ彼にそういった能力を持たせたのか考察したい。あくまで仮説であるが、ひとつ目は石ノ森が意識的に行ったであろう設定に関してであり、もうひとつは大げさに言えば深層心理的な理由である。 ピュンマの立ち位