もっと楽々コピペで立案!非効果的健康維持の看護計画
2024.8.9更新
非効果的健康維持の看護計画
<定義>
非効果的健康維持とは、健康維持に必要な知識が不足しているために健康状態に支障をきたしている、あるいは支障をきたす危険性がある状態である。
<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。
<行動変容ステージモデルを用いる>
人が行動を変える場合は「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「実行期」→「維持期」の5つのステージを通ると考えられている。行動変容ステージを先に進むには、対象者が現在どのステージにいるかを把握し、それぞれのステージに合わせた働きかけが必要になる。
e-ヘルスネット[情報提供] 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト(外部サイト)
<番号の表記について>
当計画ではT-Pの内容が行動変容ステージモデルの時期により異なるため、T-Pの番号は付けない事とする
看護計画
目標
疾病予防のための知識を得る事ができる
いまの生活の問題点に気づく事ができる
生活習慣を見直す事ができる
生活習慣を変える事ができる
変容した生活習慣を維持する事ができる
O-P
1.健康観
2.行動を変える動機やきっかけの有無
3.疾病予防に関する知識の有無
4.健康に関する情報の入手方法
5.健康を維持するために取り組んでいる事の有無
6.健康診断を受けているか、頻度
7.内服薬の有無、種類、服薬状況
8.ストレスの有無、対処方法
9.表情、言動
10.自宅での生活状況
-1日の過ごし方
-食習慣( 回/日)( 時、 時、 時)
(食事内容: )
-体重、体重の変化の有無( kg)(いつから kg増えた・減った)
-排便状況( 回/日、 日に1回)
-清潔状況(毎日・ 日に1回)(方法: )
-睡眠状況( ~ 時間程度)(寝つき、中途覚醒、早朝覚醒など)
-喫煙の有無、喫煙歴
(毎日・週 日、 本/日・喫煙歴 年)
-飲酒の有無
(毎日・週 日、 ~ ml/日、種類: 、 、 )
-自宅環境
-地域の環境
-職業
-経済状況
11.家族のサポートの有無、状況
12.家族の知識、理解
13.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート(共感や愛情: )
-道具的サポート(形のある物やサービス: )
-情報的サポート(問題解決に必要な情報: )
-評価的サポート(肯定的な評価: )
T-P
対象者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
対象者の思いや不安に思っている事を傾聴する
対象者の表情、発言や行動で気になった事は理由を確認する
<無関心期:6ヶ月以内に行動を変えようと思っていない>
いまの生活習慣の良い面と悪い面について考えてもらう機会を設ける
生活習慣が変わった際のメリットとデメリットを説明する
<関心期:6ヶ月以内に行動を変えようと思っている>
生活習慣が変わった後の自分をポジティブにイメージしてもらう様に働きかける
生活習慣が変わった後のメリットを強調して伝える
健康維持に関連した本、DVDや動画を見る様に促す
具体的な生活を一緒に考える
自己管理が困難となりそうな要因を一緒に検討する
自己管理が困難となりそうな要因に対する対策を一緒に考える
生活習慣を変える事について家族や友人に宣言する様に勧める
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