海外移住して変わった私のマインド
こんばんは。日本は三連休でしょうか。＾＾
こちらドイツでは金曜日あたりから気温が１５度前後にまで上がり、とても気持ちの良い週末を過ごせています。今日は天気も非常に良いので、近所の公園に散歩に行きましたが家族や友人、ペットと一緒に散歩を楽しんでいる人や、ゆっくりベンチで読書をしている人をたくさん見かけて何だか私もほっこり嬉しい気持ちになりました。
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特に今日は予定はないのですが、天気が良かったので何となく化粧をし、好きな香水を付けてお気に入りの服で公園を歩いてみたらすごく気分が上がりました。化粧って自分の気分を上げるためにするとこんなに楽しいんだなと改めて感じました。日本に住んでいた頃、私は周りの目がとても気になる性格で、他人が悪く思わないかをかなり気にして服装や身だしなみに気をつけていたのをふと思い出しました。海外に住んでからは、以前と比較して考え方が楽観的になった気がします。
海外に移住してから自分のマインドが変わったなと感じることを書いていきます。
自分のためにメイクができるようになった
先ほどにも書きましたが、まずメイクが楽しくなりました。化粧に関しては全然得意ではないし、コスメなどにも全く詳しくないですが、ドイツに来てからは『外出する際にやらないといけない』という気持ちより、『自分が気分が上がるからメイクをしよう』と思えるようになりました。現在勤務している会社では化粧をしていない人も沢山いるし、逆に夏場などにとても華やかなワンピースとサンダルで出勤する人もいます。
また、年齢や性別を問わず、タトゥーやピアス、ヘアカラーを楽しんでいたり、『自分』にあったスタイルを楽しんでいるところもいいなと思います。
TPOを守らないといけない場面ももちろんありますが、日常において、周りの目を気にしなくなってからはかなり気持ちが楽になりました。
断る勇気がついた
私は日本に住んでいた頃、なかなか誘いに断れない性格で、どんな時でも相手に合わせることで相手を尊重していたつもりでした。しかし結局自分が無理をしている事が何となく相手に伝わってしまい、逆にとても失礼なことをしてしまっていたと思う事が多々ありました。
ドイツに来てから学んだことは、はっきりと断ることの大切さです。ドイツに来た当初、できたばかりの友人からの急なお誘いや、あまり気の乗らないイベントなどをどのように断ろうかかなり悩んだ事がありました。
当時はいつもの癖でやんわり断っていたのですが、その友人からしたら私のやんわりとした断り方では、『もしかしたら参加するかもしれない』と思わせぶりなことをしてしまっていたようで、時々誤解を生んでしまっていました。
また、友人をイベント等に誘った際、『このイベントは興味ないから参加しない。』と言われてしまい、当時ダイレクトに断られることにあまり慣れていなかったので、少し落ち込んだこともありました。
しかしドイツに住み慣れ、文化の違いとわかってからは、はっきりと断る理由を知れてすごく楽に感じれるようになったし、逆に自分も相手にはっきりと意見を伝えられるようになりました。
サービスは加点式
ドイツでは電車が３０分以上遅れることは日常茶飯事で、長く待っていた電車が突如キャンセルされて来なくなることもあります。ここ最近では、電車がキャンセルされず遅れても電車が来ただけラッキーだと思えるようになりました。笑
また、去年の秋口に、自身が住んでいるアパートで１ヶ月間お湯が出なくなり、修理がなかなか来ず電気ポットにお湯を沸かして髪の毛を洗っていたこともありました。
どこに行ってもかなり丁寧なサービスが受けられる日本に３０年間住んでいたので、ドイツに来た当初はレストランの店員さんのクールな対応や、スーパーの店員さんの対応一つにもカルチャーショックを受けていました。
ドイツの生活に慣れてきた今は、ちょっと気持ちのいいサービスをしてもらったら『すごく気持ちの良いサービスだったな。感謝。』と、プラスに考えられるようになりました。
自身も昔、接客業を行っていましたが、サービスのクオリティに関して常に１００点を目指している日本では、ちょっとしたミスでも１００点満点を基準に減点されてしまうイメージがあります。減点式から加点式に考え方を変えることで、気持ちが楽になり、生きやすくなった気がします。
不便なことも多い中で、自身の考え方が少し変わるだけで、こんなにも日々生きやすくなるのだとドイツでは実感する事が多いです。この経験を大切にしていきたいです。＾＾